インテリアがオシャレになる方法で、一番簡単なのは、フォーカルポイントを意識することだそうです。
フォーカルポイントとは
フォーカルポイントという言葉をご存じですか。
ウィキペディアによると、建築や園芸・造園などで使われる言葉で、「注視店」「目を引く点」という意味だそうです。
洋室では暖炉、薪ストーブ、ニッチ(飾り棚)、和室では床の間、庭ではシンボルツリーやオーナメントが該当するそうです。
見せ場というように考えるとわかりやすいでしょうか。
私は昔、フラワーアレンジメントを習っていたことがありましたが、フラワーアレンジメントにもこの「フォーカルポイント」は存在します。
そして、建築におけるフォーカルポイントというのは、リビングルームに入った時、一番最初に目に入るところです。
人を家に招いた時、その人が部屋に入って一番最初に目がいく場所。
暖炉や床の間がある家は少数だと思いますので、ドアの正面や壁、コーナーなどがフォーカルポイントを作りやすい場所です。
その最初に目にする場所を見た瞬間、この部屋がオシャレなのか、そうではないのか、一瞬で人は判断するそうです。
いかにこのフォーカルポイントが大切かということですね。
フォーカルポイントの探しかた
自分が長く住んでいる部屋は、このフォーカルポイントがどこなのかわかりにくい。
客観視することができないからです。
なので、このフォーカルポイントを知る方法です。
自分の顔の前にスマホを持ち、部屋に入った瞬間から録画を開始します。
そして、しばらく録画。
後から再生してみます。
最初に映し出されたところが「フォーカルポイント」です。
また、部屋を写真に撮る方法でもよいです。
フォーカルポイントの活かし方
フォーカルポイントがわかったら、そこをインテリアのポイントにします。
フォーカルポイントとなるところに置くとよいのは、観葉植物と照明です。
この2つが最も簡単にフォーカルポイントを活かすことができるアイテムです。
ある程度の高さがある方がよいので、飾り棚やテーブルなどを使って高さを出すか、背の高い観葉植物があればそれがよいでしょう。
またはウォールシェルフを取り付けたり、棚を置いたりして、そこに好きな雑貨を飾ったり、アートを飾るのもよいです。
まとめ
目を引く場所を作ることで、そこに目が行き、「この部屋はおしゃれな部屋だ」と認識してもらえる。
空間にメリハリが生まれ、引き締まった印象になります。
他のごちゃごちゃした部分に目が行きにくいといったメリットもあります。
フォーカルポイントに自分の趣味のもの、大好きな雑貨などを飾ることでお客さまと会話が広がることもありますね。
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