孫とのお出かけはつらい

strawberries in shallow focus

いちごが美味しい季節になりましたね。

昨日、友人の娘さんのインスタを見ていて思ったこと。

私の友人、その娘さん、そして小学5年生のお孫さんと3人でいちご狩りに行き、ランチをして、買い物をして帰ったという投稿でした。

大きくて美味しそうないちご、美味しそうなランチ、道の駅で買った果物や野菜が載っていました。

お孫さんはいちごが大好きで、毎年いちご狩りに行くと以前、友人から聞いていました。

調べてみると、そこのいちご狩りの料金は大人1900円、小学生は1600円。

入場するだけで5400円もかかるわけです。

園内ではいちご食べ放題らしいですが、もとを取れるほど食べれるわけないですよね。

その友人と先日映画に行った後、ランチしているとこんなことを言っていました。

「娘と孫とどこか一緒に行くのはいいんだけどね。どっか行くと入場料から食事代からすべて私が出すはめになるのよ」

それが娘の魂胆なのよ。それがわかってからなるべく控えるようにしてる

「毎回、毎回、全部お金出すのはたまらないよ」

「私だって孫とどっか行きたいけどね、そうそう行けない…」

何だかこんな話を聞いていると、悲しいような切ないような気持ちになりました。

娘さんは離婚していて、小学生の息子さんと二人暮らし。

友人は旦那さんに先立たれ、一人暮らし。

二人とも働いているけど、どちらも経済的には厳しいわけです。

そして、今回友人は娘の「魂胆」がわかっていながら、いちご狩りに狩りだされたということなのでしょうか。

それにしても、本当に娘さんはお母さんにお金を出させようとして、誘っているのでしょうか。

単純に一緒に行きたいから誘っているのかもしれませんよね。

友人の方も娘も大変だろうからと思って、さっさとお金を出しているんだと思いますが。

ワリカンにするわけにもいかないですしね。

まあ、年長者であるし、そういうシチュエーションなら友人が払わざるをえないですよね。

私だって多分、払います。

友人が「それが娘の魂胆なのよ」と言ったところが、聞いていて何か悲しかった。

小学生のお孫さんもあと何年、おばあちゃんと一緒に出掛けてくれるでしょうか。

一緒に遊んでくれる年齢には限りがあるでしょう。

その時は散財と思うかもしれませんが、それでも「一緒に行こう」と言ってくれる間は、一緒に出掛けた方がいいのではないでしょうか。

たとえ、「娘の魂胆」だと思っても、です。

しかし、孫のいない私には「孫とお出かけ」できるだけでうらやましいです。

今のところは、孫とお出かけできるなら少々きつくても、頑張ってお金を出すつもりでいる私。

そんな日は来るのでしょうか…。

 

 

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