私は療養型の病院で働いています。
職場結婚の人が多い職場です。
看護師は圧倒的に女性が多いのですが、介護士は8割方男性です。
看護師同士、介護士同士、看護師と介護士のカップルもいます。
職場結婚をするということは、自分の夫や妻が働いている姿を見てきたということですよね。
職場での人間性とか周囲の評価もわかっているし、仕事ができるのか、そうでないかもある程度わかっている。
職場にいる時間の方がプライベートより長いのですから、ほぼその人の『人となりがわかる』と言っても過言ではない。
その上で、職場結婚をするということは、職場での相手の姿を認めて、好ましく思ったからと言うことでしょう。
反対に職場が違う場合、相手の職場での様子を見る機会はあまりないでしょう。
家に帰って仕事のことを話すかもしれないけど、どんな仕事をやっていて、周囲からどんな評価を受けているか詳しくはわかりません。
職場で最低限の仕事しかしない、その最低限の仕事も満足にできない、つまり仕事のできない男性。
そういう人が、家ではとても家族思いのよい夫であり、父親であることはよくあります。
家事をとてもよくやるし、休みの日には家族連れでいつもあちこちに行っていて、家族写真を持ち歩いているような男性。
奥さんにとっては多分、いい旦那さんなんでしょうね。
職場ではまったく頼りにならない人だとしても。
そうかと思うと、仕事はバリバリできるのに、家庭を顧みずに結局離婚してしまう人もいる。
帰りはいつも遅く、帰ってきても家事はしないし、子供の面倒もみない。
休日はゲーム三昧か寝てばかり。
どっちがいいのでしょうか。
妻や子供としては家庭的な人の方がいいでしょうね。
仕事は適当でいいから、家族を大事にして、ちゃんと給料を運んでくれれば、それが一番。
仕事一辺倒の人は、家庭での会話も少ないでしょうし。
会話がないと家庭はいずれ、うまくいかなくなると思います。
相手の人間性をよく観察するには、同じ職場というのがいいかもしれません。
それに同じ職場だと、共通の話題も多く、共感できる部分もあり、お互いを理解しやすいでしょう。
これは同級生同士で結婚した人たちにも当てはまりますね。
また、職場結婚の夫婦は一般的な夫婦より、離婚率が低いとの結果がでているそう。
一般的な夫婦の離婚は3組に1組。
しかし、職場結婚の夫婦の離婚は10組に1組の割合だそうです。
これは圧倒的ですね。
人間性がよくわかっているのはもちろん、経済力がわかっているためにお金の面でももめることが少ないのでしょうか。
いずれにせよ、職場結婚はおススメなようです。
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