プールの水と教師不足

今年、学校のプールの水栓の閉め忘れが多発しているそうです。

毎年同じようなニュースは聞かれていましたが、今年は例年よりも多いらしいです。

それとも、今までにもあったけど、公になっていなかっただけなのでしょうか?

水栓の閉め忘れが増えた原因は、先生の仕事が多すぎるからではとニュースでは言っていました。

しかも、その水の費用を先生や校長が支払ったというから驚きです。

学校で使用した水はもちろん税金で支払います。

市民の皆さんに申し訳ないからと、先生や校長が自腹を切るなんて。

水の代金を弁償すればいいのか…?

そういう問題ではなく、原因を根本から考えて対策しなければならないはず。

プールの水を入れていることを、数人の教師で共有すればよかったのでは。

周囲の先生たちとコミュニケーションがとれていれば、そういう失敗もなかったのではと思うのです。

教師が水代を弁償しなければいけないなんて、これでは教師になりたいと言う人が少なくなるのも当然。

現場では、本当に教師が足りていません。

ある学年では、6人中3人の教師が長期で休んでいるそうです。

詳しい理由は明かされていませんが、心の病らしいです。

その学年には、他の学年から応援に入っているそうですが、校長が

「誰か教員免許を持っている人を紹介してください」

と職員会議で言っていました。

最近、しばらく見てないなと思っていた別の学年の男の先生も、精神的なことで休んでいると聞きました。

なぜ、こんなに心を病む先生が多いのか?

子供が大好きで教師になりたいと頑張ってきたはずなのに。

ただ、私のような講師の立場であっても、仕事量はものすごく多いです。

次から次へと色々なイベントがやってきて、それをこなすだけで精一杯。

毎日があっという間に過ぎ去っていきます。

大変なこともあるけど、充実しているし、楽しいことの方が断然多い仕事です。

私は教師になってよかったなとつくづく思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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