前回の記事では、
単身・持ち家の場合の老後資金目安は
👉 1,500万円前後
という現実的な数字を整理しました。
でも、老後の不安は「お金」だけではありません。
むしろ本当に怖いのは、
✔ 長期療養
✔ 認知症
✔ 判断能力の低下
✔ 手続きができなくなること
今日は、「子どもに迷惑をかけないために」
本当に準備しておくべきことをまとめます。
① お金の準備は“完璧”でなくていい
多くの親が思っています。
十分なお金を残さなければ迷惑をかける。
でも実際は、
高額療養費制度
介護保険制度
があるため、
医療費や介護費が青天井になるわけではありません。
もちろん貯蓄は大切ですが、
1,500万円前後を目安に設計できていれば、過度に恐れる必要はありません。
② 子どもが一番困るのは「分からないこと」
実は、子ども世代が本当に困るのは、
お金よりも
✔ 親の希望が分からない
✔ 通帳や証券口座がどこにあるか不明
✔ 延命治療の意思が不明
✔ 保険や契約内容が分からない
という“情報の不在”です。
③ エンディングノートは最大の思いやり
エンディングノートは、財産が多い人のためのものではありません。
銀行口座一覧
証券口座
保険内容
パスワード管理方法
延命治療の希望
介護の希望
これが整理されているだけで、
子どもの精神的負担は大きく減ります。
④ 「延命治療をどうするか」を決めておく
特に重要なのがここです。
・どこまで治療を希望するか
・人工呼吸器はどうするか
・胃ろうはどうするか
答えに正解はありません。
でも、決めておくことが大切です。
子どもに判断を丸投げしない。
それが最大の思いやりだと思います。
⑤ 介護の希望を明確にする
在宅がいいのか
施設がいいのか
「お金が許すなら施設で」とあらかじめ伝えておくだけでも違います。
実は多くの子どもは、
親がどうしたいのか分からない
ことが一番つらいのです。
⑥ 今からできる3つの行動
今日からできることはシンプルです。
✔ 老後資金の目標額を決める
✔ 口座・資産の一覧を作る
✔ 延命・介護の希望を書いておく
これだけでも十分です。
⑦ 親として本当にできること
完璧に迷惑をかけない人生はありません。
でも、
準備していること
考えていること
伝えていること
それがあるだけで、子どもの不安はずいぶん軽くなります。
まとめ
老後に子どもへ迷惑をかけないために必要なのは、
✔ 過剰な貯金ではなく
✔ 現実的な資金設計
✔ 情報の整理
✔ 意思表示
お金は大切。
でも、
「準備している姿勢」こそが最大の安心材料。
老後は不安の塊ではなく、
今から少しずつ整えていけるものです。

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