職場の50~60代の人たちと話していた時です。
「最近、3時とか4時に目が覚めて、それから眠れんのがキツイ」
と60代の男性が言っていました。
もう一人の60代の男性も
「そうそう、夜中に目が覚めて眠れんね」
と言っていました。
二人とも、仕事から帰ったらご飯を食べて、お風呂に入ったらすぐに寝るらしい。
「面白いテレビもないし、することがないから」
だそう。
22時にもならない時間に寝たら、そりゃ3時とかに目が覚めるのは当たり前ですよね。
もう十分、睡眠はとれているわけですから。
高齢になるにつれて、睡眠はそれほどとらなくてよくなるらしいです。
だいたい5~6時間で十分らしい。
しかも、眠り自体が浅くなるので、中途覚醒が増えます。
それは仕方のないことです。
しかし、高齢者の多くは
「睡眠は8時間はとらないと」
と思い込んでいます。
そのため早くから床に就き、夜中に目が覚めて
「眠れない」
という悩みを持っている人が多いそうです。
家に帰って何もすることがないから寝る。
60代以上の、特に男性はこういう人が多いようですね。
私も寝つきが悪いほうですが、夜中の覚醒はありません。
夜中にトイレに行ったとしても、すぐに眠れます。
それは
「早い時間から寝ないから」
です。
いつも23時半以降にしかベッドに入りません。
お風呂に入って、その1時間半後に寝るのがいいと聞いたから。
22時くらいにお風呂に入り、23時半くらいにベッドに入るようにしているのです。
朝起きるのは6時半。
ベッドに入ってもすぐに眠れないので、多分睡眠時間は6時間ほど。
ちょうどいい睡眠時間なのかなと思います。
家で何もすることがないという男性たち。
奥さんの家事を手伝うとか、趣味を探して楽しむとか。
もっと何かやればいいのにと思います。
それこそ、家と職場の往復だけの生活ではありませんか。
そのうち仕事を辞めたら、もっとすることがなくなりますよね。
若い男性に聞くと、家ではゲームばっかりしていて寝るのが遅くなるという人が多いようです。
今はお金をかけなくても遊べるゲームもありますからね。
早く寝すぎて早朝に目が覚める年配者と、遅くに寝て朝なかなか起きれない若者たち。
睡眠を上手にとるのはなかなか難しいようです。
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