入職して3~4年めくらいの看護師の転職がすごく多いらしいです。
病院が経営している看護学校を奨学金を借りて入学し卒業した場合、その病院で奨学金の返済をしながら最低3年は働かなければなりません。
看護学校を卒業して総合病院に入職した新人看護師は、仕事が大変すぎるのと研究発表みたいなのが嫌で辞めたくなります。
特に1年めが山場のようです。
そこを頑張って2年めに入り、夜勤をするようになると…
変則的な勤務で体がきついのと、夜勤が大変すぎるのと日常的に人が死ぬのが嫌になります。
そこで、夜勤がなくて人が死ぬことのないところに転職したくなります。
無事3年勤めあげると、待ってましたとばかりに転職する看護師たち。
特に人気の転職先は『美容外科』らしいです。
美容外科はきれいで、仕事が楽そうなイメージですよね。
美容外科はもうかっているので、給料も高いのが魅力なのですが、一番の目的は自分の美容のため。
美容外科に転職すると、すぐに皆、二重まぶたの手術や医療脱毛をするそう。
社員価格でできるので、かなりお得なんだそうです。
そうして、一通りの施術をしたらすぐに退職する人が多いらしい。
看護師はどこに行っても引っ張りだこですから。
入職してくれたら支度金を出すというところも多いです。
そういうことを美容外科側もわかっているので、最低半年は辞めないという誓約書を書かせるところもあるとか。
それからもう一つの看護師あるある。
正看護師は地域の小さな病院では採用されにくいそうです。
准看護師の方がウエルカム。
意外ですよね。
なぜかというと、正看護師はプライドが高いので小さな病院の仕事をバカにすると思われているから。
偏見だと思いますが、そういう看護師もいるのかもしれません。
小さな病院では雑用っぽい仕事が多いので、正看護師は看護師としての技量が発揮できず、やってられないらしい。
実際、知り合いの40代の正看護師は、小さな医院の面接に行って、見事に不採用になったとか。
不採用になったことがなかった彼女は、驚いて理由を聞くと、
「うちは准看で十分なんです」
と言われたとか。
正看なら給料もそれなりに出さなければなりませんからね。
その後、彼女は総合病院に入職しました。
看護師はいつでもどこでも就職できると思っていましたが、そういうこともあるのですね。
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