宗教とマルチ商法について思うこと

昼間の黄葉の木

宗教について

旧統一教会のニュースが続いていますね。

私は特に信じている宗教はありません。

統一教会の信者さんとの接点は今までありませんでしたが、創価学会の信者さんは周囲に多くいました。

特に選挙前になると、ほとんど話したことのない同級生やちょっとした知り合いから電話がかかってくることがよくありました。

ほとんど知らない相手によく電話してこれるなーとその神経には驚くばかり。

一応、「はいはい」と返事だけしていました。

昔、住んでいたマンションのご近所さんにも信者さんがいて、この人は聖教新聞の勧誘までしてきました。

もちろん、お断りしました。

極めつけは息子の同級生のお母さん。

この人がとてもしつこくて、選挙中数回は家に訪ねてきました。

ただ投票のお願いだけでなく、「今度、この議員さんがどこそこに来るので、来て話しを聞いてほしい」という誘いまで。

毎回毎回、やってくるので、うんざりして最後には居留守を使うようになりました。

居留守を使うと、今度は何回も電話してくる。

宗教の信者がなぜ、特定の政党の議員の応援をするのか、考えてみればおかしいですよね。

熱心なのはいいのですが、とにかく『しつこい』というのが印象。

これだけされると、投票する気も失せます。

創価学会の信者さんは

「私はいいことを教えてあげているのよ」

という考えで誘っているんだそうです。

もうちょっとさらっとお願いするか、誘ってくれるのならいいのになと思います。

昔からの友人はもう20年くらい前に創価学会信者の夫と離婚しました。

結婚当時は夫は信者ではなかったそうですが、途中で信者になり、かなりのめりこんでいたようです。

「お前が信仰しないから、仕事がうまくいかない」

「信仰が足りないから、子供の成績が上がらない」

などと事あるごとに友人を責めたり、お布施にかなりの額をつぎこんだりして、夫婦間がうまくいかなくなり、結局離婚しました。

夫婦で異なる宗教を信仰していると葬式の時などにも、もめることが多いそうで、これは難しい問題ですね。

アムウェイについて

アムウェイには何回も誘われましたね。

私が20歳頃、まだアムウェイはそれほど知られていなかったのですが、同級生のお兄さんが始めたらしく、

「すごい洗剤がある。今度洗剤の実験をするから家に来て」

と誘われ、数人で家に遊びに行く感覚でお邪魔しました。

洗剤の実験は「ふーん」という感じのものでした。

何がすごいのか理解できず。

それからアムウェイの鍋を使って作ったケーキをごちそうになったのを覚えています。

その後も何人かにアムウェイの誘いを受けました。

皆、アムウェイとは言わず、「いい話がある」「いい洗剤がある」「儲かる話がある」そんな誘い文句でした。

今回、アムウェイが取引停止を求められたのは、会社名や目的を告げずに勧誘をしたことなどの違反行為があったからだと言われています。

確かに『アムウェイ』という会社名は最後の最後にしか言わなかったと思います。

何となくの誘いで断れずに喫茶店みたいな所に行き、上位クラスの人のうまい説明に乗せられ、何となく自分も稼げるような気がしてしまい、契約してしまうという人が多いのではないでしょうか。

私もネットワークビジネスで失敗したことがあるので、その気持ちはわかります。

しかし、今の時代ネットワークビジネスで稼ぐのは難しいでしょう。

友人や大切な人を失う前に、宗教とネットワークビジネスの勧誘はやめておいた方がいいと思います。

 

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