友人から聞いた職場の人の話。
今年70歳になるA子さん。
夜勤専門で月10日間働いている。
夜勤専門だと体がきついので、もちろん収入はいい。
でも、服はいつも一緒だし、バッグもいつも一緒。
身の回りには無頓着。
食べ物にも特に気を遣っている様子はない。
結構貯めこんでるみたいよ、と友人。
夫はおらず、一人娘ともそりが合わず、交流なし。
娘の気を引こうと200万渡そうとしたらしいけど、断られたそう。
結局、お金に執着するしかなくなっているのかもしれません。
70歳になっても働いているのはそのせい。
でも、使うこともなく、お金を貯めこむだけなんてもったいないですよね。
お金を持って死ぬことはできないのに。
使いたくても、どう使っていいのかわからない。
一緒に使う相手がいない。
寂しい人なのかもしれません。
また、別の人、Bさん。
年齢は50代。夫あり。
この人、手癖が悪いらしい。
この人と一緒の勤務の時、財布からお金がなくなったという人が続出しているそう。
持っていたお札を全て取られたという人、1枚だけ抜かれた人、500円玉を抜かれた人など。
盗難があるたびもちろん、施設長に届けは出している。
あきらかにB子だとみんなわかっているのに、証拠がないのでどうしようもない。
だからお金を職場に持ってこないようにしたり、ロッカーに鍵をかけたりしているそう。
私の職場でもそういう事件がありました。
今の職場でも、前の職場でも1回ずつ。
結局、自己防衛しかない。
どこにでも、そういう人はいるのです。
私は1000円だけ、車のキーケースに入れて持っていきます。
盗難があると、本当にイヤな気持ちになります。
なくなった日にいた職員は皆、疑われるし。
お互い、疑心暗鬼になる。
「きっとあの人よ」
と何となくみんなわかって、結論が出る。
友人が言うには、その女性はお金が欲しいのではなく、「病気なんじゃない」とのこと。
「見つかるかもしれない」というスリルを味わいたいんですかね。
しかし、こんな人が職場にいるなんて、怖いですよね。
別の施設で勤務している友人から聞いた話では、その日仕事なのに連絡もなく、突然来なくなる人が結構いたそうです。
特に夜勤なのに、時間になっても来ないと大変です。
結局、日勤で働いている人がそのまま続けて働くはめに。
介護業界は人手不足なので、割とどんな人でも働けます。
そのせいか、面接の時に人を見ることができてないのかもしれません。
とは言っても、このような人はごく一部です。
ほとんどの介護士は真面目に働いていますよ。
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