昨日、食料危機が迫っているかもしれないという投稿をしました。
近頃、食料危機に対応するためなのかどうか、昆虫食が注目されているらしいです。
平安時代にはイナゴを食べていたという記録が残っているらしいし、江戸時代以降にはイナゴはもちろん、スズメバチの幼虫、ゲンゴロウ、タガメ、カミキリムシの幼虫など頻繁に食べられていたそう。
2020年に無印良品でこおろぎせんべいが発売され、手軽さとおいしさで一時売り切れになったこともありましたよね。
あれはこおろぎが粉末で使用されていて、味もエビスナックのようだったので取り入れやすかったと思います。
また、こおろぎラーメンのお店や昆虫食レストランもあるそう。
最近、私が住んでいる近くの商店街で、昆虫食の自動販売機が出現しました。
そして、職場の若い男性がいくつかを購入して持ってきてくれたので、紹介します。
ややグロテスクなので、苦手な方はスルーしてくださいね。
アルミの袋で、約15㎝×10㎝程度の大きさです。
左はオケラだそうです。
右のスーパーワームはヨーロッパではこおろぎと並ぶ、2大食用昆虫だそうです。
ゴミムシダマシ科の甲虫の幼虫で、ミミズみたいな形です。
カリカリとしていて、エビの殻を食べてるみたいらしいです。
内容量はひとつかみくらいしかなく、あっという間になくなりそうです。
中身の画像ありますが、気持ち悪すぎるので、アップはやめておきます。
左の群馬こおろぎは、味付けは沖縄の海水塩だけで、干した後はりんごチップでスモークしているそうです。
製法がかなり凝ってますよね。
タンパク質はなんと58%。
見た目は悪いけど、サクサクした食感で食べやすいそう。
こおろぎは手に入りやすいためか安価で、500円もしなかったそうです。
右側の方はセミのサナギのようです。
これは、タガメですね。
見た目、かなりグロテスク。
目がはっきりわかるのが、気持ち悪い。
大きさは2㎝×5㎝くらい。
たったの2個しか入っていません。
食べた人の感想を聞くと、羽がもさもさとして、なかなか噛みきれず、だんだん苦さが口に広がって非常に食べづらいとのこと。
マヨネーズをつけたりしてみたけど、マヨ味はすぐになくなり、どうしても苦いらしい。
昆虫はエビやカニのような甲殻類に近いらしいので、甲殻アレルギーのある人は食べない方がいいそうです。
こおろぎ以外は全部1000円だそうです。
ネットで見たものより自販機の方が安かったですね。
私は見るだけでどうしても食べることができませんでした。
女性は皆、怖いもの見たさで見ていたけど、食べる人はいませんでした。
男性陣は色々と食べ比べしながら
「美味しくはないけど、タンパク質とりたいし」
と言っていました。
昆虫食はまだまだ高価です。
しかもあのくらいの量を食べたくらいでは、腹の足しにはなりそうにない。
まだまだ昆虫食は特殊な嗜好品といった感じでしょうか。
食料危機が来た時、果たして昆虫食は救世主になれるのでしょうか。
私はやっぱり食べられないなあ。
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