老後の準備を始めた私が考えた、3つのことをお伝えします。
私が老後の準備を始めたのは遅ればせながら2年前です。
老後は2000万円必要とか言われてますよね。
2000万どころか、200万も持ってないのに、何となくどうにかなるんじゃないかなんて楽天的に考えていたんですね。
何の根拠もない考えでした。
離婚した時、元夫の借金を背負っていたし、養育費も全くもらえなかったので、子供達が大人になるまで全然貯金ができませんでした。
そしてマンションを買う時に少ない貯金を吐き出してしまったので、現在貯金がなくても仕方ないんだと自分に甘えていました。
でも、そんなことを言っている場合ではないことに気づきました。
お金がなくても誰も助けてはくれないのです。
自分のことは自分で面倒みなければ。
子供達に迷惑はかけられません。
そこでこんなことをやりはじめました。
- 終の棲家を決め、物を捨てて身軽にする
- 収支を把握し、赤字をなくす
- 貯蓄額を少しでも増やし、投資も少しはしてみる
住まいについて
それまで賃貸に住んでいましたが、家賃を払い続けられるか不安になり、中古マンションを購入しました。
結果的に毎月の支払額は減り、自分の住む場所が決まったことで、安心感が得られました。
引っ越しをきっかけに多くのものを処分しました。
私が死んだらここにあるものは皆ごみになるんだし。
今もゴミ出しの前日はゴミ袋を持って家の中を歩き回り、捨てるものを探しています。
もっともっと、物を減らしていきたいと思っています。
収支について
毎月積み立てはしていましたが、お金に対する危機感が薄かった。
人生は一度きりだ、お金があっても年をとって思うようにお金が使えなくなったら意味がない、若いうちに欲しいものをいっぱい買って人生を楽しもう、という今思えば恥ずかしいような発想でお金を使っていました。
リボルビング払い専用カードを持っていて、ついに限度額まで使ってしまって、支払いに四苦八苦していました。
この支払いを0にするのが本当に大変でした。
毎月の返済ではいつまでたっても支払いが終わらないので、ボーナスのたびに10万、20万単位で必死に返済し、やっと残が0になりました。
リボ払い専用カードは解約し、楽天カードを新たに作りました。
もう決してリボ払いはしないと心に決めました。
リボ払いは毎月定額だけを返済すればいいので、毎月支払いを管理しやすく危機感がわきにくいですが、毎月返済してもほとんど元本は減らないようにできています。
利息がかなり高いので、利息ばかり払うようになり、返済しても返済しても支払いがなかなか終わりません。
一度そのワナにはまると抜け出せなくなります。
カード自体を解約して、少しでも早く返済した方がいいです。
毎月赤字になって、それをボーナスで穴埋めして、という生活を送っていて、ボーナスは全て使い切っていた状態でした。
買い物に行って、バーゲンになっていると目的でなかったものでも簡単にカードで買ってしまっていました。
でも、「欲しい」と一時思っても、一度その売り場を離れてもう一回考えてみると、特に欲しいものではないことが多いんですよね。
そんなわけで今年の夏、新しく買った服は1万円にも満たない金額になりました。
それから、ランチや飲み会の誘い。
つきあいだから仕方がないと、月に何度も飲み会に行ったり、ランチの誘いを断れなかったり。
今は時期的にそんな誘いもほとんどなくなったのでよかったです。
それと見る時間のない、サブスクも解約しました。
とにかく、支出を細かく洗い出して、不要なものや安くできるものは検討し直し、最低限の支出に収めるようにしました。
「もっと早くやればよかった」
あの頃の私に「お前はバカだ」と言ってやりたい気持ちです。
預金について
先取り貯金を収入の約3分の1程度まで増やし、それから固定費を除いた残りのお金で次の給料日まで頑張ることにしました。
夜勤の回数によって手取り額の変動があり、月によってはこの残りのお金が5千円ほどしかないこともあり、とても厳しいです。
でも、キャッシングやボーナスに手をつけるようなことはしないと心に決めてます。
貯金と投資ですが、給料振込の銀行と社内貯金で積み立てをし、楽天証券でiDeCoとつみたてNISAをやっています。
始めたのはまだ最近ですが、次回このiDeCoとNISAについて書きたいと思います。
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