聞こえないことがつらい

【突発性難聴】後遺症の苦しみと治療の後悔

最近、『聞こえない』ことに苦しむことが多くなった。

もともと、15年以上前に突発性難聴を患い、後遺症で右耳が聞こえにくかった。

最近は聞こえにくいどころか、右は聞こえないと言ってもいい。

そして、左耳も聞こえが悪くなってきた。

多分、年をとったせいで、左耳の聴力も衰えて、右耳をカバーできなくなっているのだと思う。

人は40代から聴力が衰え、60歳を過ぎると聞こえの悪さを感じるらしい。

突発性難聴と加齢とのダブルパンチなのだろう。

それと、『耳で聞いて、話を理解する』という力が、加齢のせいで衰えているような気がする。

右隣の同僚がものすごく話しかけてくるのだが、半分以上何と言っているのかわからない。

重要そうでないことは聞き流し、

重要かなと思ったら、聞き返すようにしている。

大した話でもないなと思って、聞き流していると後から、

「さっき話したよ!」

と言われることもある。

この人は多分、私の耳の不調に気づいているだろう。

カミングアウトしたら、

「気づいてたよ」

と言いそう。

気づいていても、私が聞こえるように話してくれるかどうかはまた別問題。

人から気を遣われるのは嫌だし、話しかけてくれなければいいのにとさえ、思う。

人と話すのは好きなのに、コミュニケーションをとることが難しいし、疲れるし、怖い。

そして、本当に本当につらい。

だから正直言ってもう、誰とも話したくない。

 

 

 

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