「NISAやiDeCoって、若い人がやるものじゃないの?」
「今さら始めても、もう遅い気がする」
少し前まで、私もそう思っていました。
投資なんてよくわからないし、元本割れしたら怖い。
老後が心配だからこそ、失敗はしたくない。
だから、なかなか一歩が踏み出せませんでした。
それでも今、積立NISAは5年目、iDeCoは7年続けています。
大きな理由は、「やらない不安」と「やってみる不安」を天秤にかけたとき、前者のほうが重くなったからです。
50代・60代で投資を始めるのが怖いのは、当たり前
まず大前提として、
この年代で投資が怖いと感じるのは、とても自然なことだと思います。
もう失敗できない気がする
老後資金を減らしたくない
そもそも仕組みが難しそう
若い頃のように「失敗しても取り返せる」という感覚はありません。
だから慎重になるのは、むしろまともです。
私自身、「投資はお金持ちはやるもの」というイメージがなかなか消えませんでした。
それでもNISAやiDeCoを考えた理由
それでも私がNISAやiDeCoを意識し始めたのは、
預金だけではお金がほとんど増えない現実を、はっきり突きつけられたからです。
銀行に預けていても、利息はほぼゼロ。
物価はどんどん上がっていく。
年金だけで暮らせるかどうか…多分無理。
「何もしないことも、実はリスクなんじゃないか」
そう思うようになりました。
少額・積立・長期だから、続けられた
私がNISAやiDeCoを続けられている理由は、とても単純です。
少額から始めた
毎月自動で積み立てた
短期の結果を気にしすぎないと決めた
一気に大きなお金を入れたわけではありません。
生活に影響が出ない範囲で、「なくなっても困らない金額」から始めました。
最初から完璧を目指さなかったことが、結果的によかったと思っています。
NISAとiDeCoの違いを、ざっくり言うと
難しい説明は抜きにして、私なりの感覚で書くと、
・積立NISA
→ 途中でやめたり引き出したりしやすい
→ お金が増えた分に税金がかからない
→ 「今から老後まで」のお金向き
・iDeCo
→ 原則60歳まで引き出せない
→ 掛金が全額所得控除になる
→ 「老後専用貯金」向き
性格も目的も、少し違います。
だから「両方やらなきゃ」と思わなくても大丈夫です。
50代・60代から始めるなら、これだけ意識すれば十分
私が「これだけは大事」と思っているのは、次の3つです。
① 無理な金額を入れない
老後が不安だからといって、今の生活を削りすぎない。
② 短期間で増やそうとしない
投資はマラソン。ダッシュしなくていい。
③ やめても自分を責めない
続けられなかったら、それも選択のひとつ。
投資は、人生を縛るものではありません。
生活を楽にするための「道具」だと思っています。
私が今も続けている理由
今も相場が下がると、少し心配になります。
評価額を見て、見なかったことにした日もあります。
それでも続けているのは、
「少しずつでも、準備している」という感覚が、心の支えになるからです。
完璧じゃなくていい。
大きく増えなくてもいい。
ただ、「何もしていない自分」ではいたくなかった。
それが、私がNISAとiDeCoを続けている理由です。
まとめ:遅いかどうかは、始めてみないとわからない
50代・60代から投資を始めるのは、決して早くはありません。
でも、遅すぎるとも限りません。
少額で
無理なく
自分が納得できる形で
それなら、始める価値は十分にあると思っています。
もし迷っているなら、
「完璧に理解してから」ではなく、
「わからないまま、少しだけ」でもいい。
その一歩が、数年後の自分を少し楽にしてくれるかもしれません。

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