もうすぐ夏休みも終わりますね。
お母さんたちはホッとする頃でしょうか。
私の住む地方は、今日小学生が登校していました。
8月31日まで夏休みではないんですね。
地域によって2学期の始まる日は違うようです。
夏休みと言えば、宿題
私は子供の頃から毎日コツコツがまったくできないタイプ。
夏休みの最初にバーッとできるところだけ集中的にやって、絵日記とか工作とか苦手なものを残して、残りの数日で嫌々やる方でした。
最終的にはちゃんと終わらせるのですが。
我が家の息子たちはどうだったのか…?
それがまったく記憶がありません。
手伝った記憶もないし、息子たちが苦しんでいたような記憶もない。
仕事から帰ったらクタクタで、子供たちの宿題をみてやる時間がなかったと苦しい言い訳。
感想文を子供の代わりに書く親
私の知り合いで、小学生の娘の読書感想文を毎年代わりに書いているという人がいました。
「私、すごく得意なのよ。去年も書いて出したら賞とった」
と自慢げに言っていましたが、彼女の娘さんはどんな気持ちだったでしょうか。
自分が書いたものでもないのに、周囲からほめられるなんて。
嬉しいわけがありません。
娘さんが書いたものをそのまま提出すればいいのに、何で親がわざわざ代わりに書くのでしょうか。
娘に賞をとらせたい、先生からよく思われたいという気持ちだったようですが、これは親の傲慢ではないでしょうか。
子供の宿題を手伝う親たち
私が子供の頃も、そして私の子供たちの頃も、親が宿題を手伝う家庭は多かったです。
特に父親が張り切って、子供が一人ではとても作れるはずのないような、複雑な作りの工作を作ってくる家庭が数軒ありました。
どういう基準かわかりませんが、それが賞をとるのです。
私の父はそういうのが苦手な人だったので、私が幼い頃は本当に自力で作ったものを提出。
我が家の息子たちにも、もちろんそんな手伝いをしてくれる人はおらず。
息子たちが小学生の頃は、貯金箱を作ってくるというのが夏の宿題の定番でした。
親もだれも手伝わない息子たちの自作の貯金箱はどんな出来だったのでしょうか。
いったい、どんな貯金箱を提出していたのでしょうか。
まったく私には記憶がありません。
でも、それは本当に本人が作った貯金箱なんだから、正当に評価されるべきだと思います。
明らかに大人が作ったような貯金箱や工作によい点数をつけたり、賞をとらせたりするやり方はいかがなものでしょうか。
読書感想文をうまく書くコツ
私は工作は苦手でしたが、作文、特に読書感想文は得意でした。
最近はメルカリなどで宿題の代行の出品もあるようですね。
感想文をうまく書くには、その学年に合った本を選ぶのが一番重要です。
学年で推奨されている本の感想文の方が、受けがいいのです。
これはネットで探せばすぐにわかりますね。
最初に、なぜこの本を選んだのかを書く。
「だれだれに面白いよ」と勧められたとか、題名が前から気になっていたとか。
次にあらすじを書く。
これはうまくまとめられなければ、ネットで要約しているのが見つかりますが、あまりうまくまとめすぎると怪しいので、適度に崩す。
そして感想を書く。
こんなところに驚いたとか、感動したとか、涙が出たとか。
いくつか正直に素直に書きます。
最後にまたこんな本を読みたいとか、こんな人になりたいとか、こういうのをめざしたいとか。
そんなまとめっぽいことを書いたら完成。
まとめ
ネットの感想文を丸写しする人がいますが、そういうのは教師はすぐに見抜きます。
いつもその生徒を見ていれば、こんな文章が書けるかどうかなんてわかるもの。
下手なりにポイントをつかんで書けば、いい味が出せると思います。
夏休みが終わるまであと数日。
まだ感想文を書けていない子供さんを持つ人は、ちょっとアドバイスしてあげたらいかがでしょうか。
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