【悲惨】ブラックな介護施設と働かない職員

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夜勤の時間が長すぎる

友人が働いている老人ホームの話です。

今まで夜勤手当が6000円だったのに、3000円になることが決まり、すぐに適用となったそうです。

こういうことが一方的に決められ、従業員は何の抵抗もできないのです。

しかも、夜勤は夕方4時から翌朝の9時までの長い長い勤務。

これだけ働いて3000円なんて。

お年寄りたちは寝ているから楽だろうと思われるかもしれませんが、夜中にトイレに行く人にはついていかないと危ないし、オムツを替えたりもしなければならない。

もちろんナースコールにも対応しなければなりません。

そもそも、夜中ずっと起きておかなければならないことが体力的にきつく、大変なのです。

しかも、友人が働いている老人ホームは人がいないという理由で、夜勤明けにさらに残業をさせられるそうです。

9時に終わって、さらに4時間働いて、終わるのは13時。

実に21時間勤務

これが常態化していて、いつも夜勤の時は残業させられるそう。

朝方にはふらっとしたり、めまいがするのも当たり前。

それでも、手当が多ければ我慢できるけど、減額はどうにも納得できない。

毎月の給料は介護施設としては普通ですが、ボーナスは一律10万円だそうです。

パートばかりの職場

友人の勤務先の特別養護老人ホームには、そもそも正社員が少ないそうです。

主婦のパートの人が多い。

パートの人は土日休むし、年末年始も休む。

仕事も

「どうせ、私たちはパートだしね」

「社員さんはいい給料もらってるんだし」

そう言って、最低限のことしかしない。

パートばかりか、社員も働かない人が多いそう。

私が以前、就職の世話をした友人の娘さんも早退ばかりして、全然働かないそうです。

【若者の就職】友人の娘の就職を紹介したけど

もうすぐ1年になるけど、相変わらず早退が多い。

きっと、朝から休むと親にバレるので、早退という方法をとるのでしょう。

早退しようと思っている時は、朝からずっと座って働かず、気分の悪そうな顔をしているらしい。

「気分悪いなら帰ったら」

と上の人に言われるのを待っている様子だそう。

この間は

「今日は休みます」

と電話があって、その時の理由は

「おばあちゃんがこけたから」

という何とも幼稚な理由だったそうです。

パレートの法則によると

こんなわけで、きちんと責任持って働く人は、必死で働くのが馬鹿らしくなって辞めていくそう。

そうなると、使えない、働かない人ばかりが残っていく。

それでも、施設の中の仕事というのは、何とかまわっていくのですね。

パレートの法則によると、

会社という所は、ちゃんと働く人2割、普通に働く人6割、さぼっている人2割から成り立っているそうです。

そして、さぼっている人ばかりを集めると、その中からまたちゃんと働く人が2割生まれてくるそう。

これは面白いですよね。

ということは、ちゃんと働く人が全員辞めたとしても、さぼっている中から誰かが働き始めるということ。

結局会社という所は、こうやって何とか成り立っていくのでしょうね。

60歳からの働き方

友人はもう60を超えています。

夜勤がキツすぎて、

「私、辞めようかと思う。夜勤のない昼間だけの仕事にしようかと思う」

そう言っていました。

仕事もお金も大切だけど、健康を損ねたらどうしようもありません。

60歳過ぎたら、体調を見ながら細く長く働いていけるように気をつけた方がいいと思います。

 

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