【働かない若者】『仕事がない』は本当か

中に茶色の液体が入った白い陶器のマグカップ

今日、久しぶりに化粧品会社時代の友人に会いました。

彼女とは化粧品会社は違っていたのですが、同じデパートで働いた仲。

その後、数年に1度くらいしか会うことはなかったけど、細く長い友人関係が続き、もう35年以上になります。

彼女は大手運送会社で事務員をしています。

今の時期は夜間の荷物仕分けが大変だそうで、たくさんのアルバイトを雇っているそうです。

アルバイトに来るのは日本人はあまりおらず、外国人が多いらしい。

しかし、そのアルバイトが全然当てにならないそう。

予定していた人数全員が来ることはまずないそうで、9割来ればいいくらい。

連絡もなく急に休む人、来なくなる人が多いそうです。

サッカーの日本戦の時は6割くらいしか来なかったとか。

雇う方もそういうことをわかっていて、多めの人数でシフトを組むそうです。

どうせアルバイトだから仕方ないという感じなんでしょうか。

そもそもあまり当てにしていないということなんでしょうか。

夜中の荷物の仕分けは、体力的にもかなりキツイそうです。

彼女は

「募集しても日本人はあまり来ないよ」

と言っていました。

仕事がキツイ割に、時給が低いということなのでしょうか。

日本人は仕事を選ぶ傾向があるようです。

仕事を選ばず、なりふり構わず何でもする、という人は今は少ないようです。

巷では、「仕事がない」と言ってホームレスになる日本の若者は多いと聞くのに。

仕事がないのではなく、仕事を選ぶから『ない』のではないか。

「でもさ、ドライバーさんは給料いいからいいんじゃないの」

と聞くと、

「ドライバーもキツイから、若い人は続かなくてすぐ辞めるよ」

と彼女は言っていました。

階段を何回も上がったり下りたり。

何度行っても留守だったり。

誰でも、楽してお金が稼げるのがいいに決まっています。

運送会社とか、外食産業、介護業界などはキツイと言われています。

そういう業界はどうしても人が集まらない。

私がいた介護業界も常に人を募集していたけど、なかなか応募はないし、来てもすぐ辞める状態でした。

仕事がないないと言っている人は、時給がどうのこうの、仕事がキツイだの言っている場合ではないと思います。

どんな仕事でも文句を言わず、挑戦してみればいいのです。

若い人こそ、何でもやってみれば何か見えてくるのではないかと私は思います。

楽して稼ごうなんて甘い甘い。

こんなことを言っていると、また『昭和』だと言われるんでしょうね。

 

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