50代前半の頃、婚活パーティーに参加したことがあります。
婚活パーティーに行く人は割と常連さんが多いようです。
常連さんということは、結局相手が見つからず、捜し続けているということでしょうか。
ということは、勇気を出して行けば出会いはあるけど、進展は難しいというのが結論でしょうか。
マッチングアプリを退会した私はネットを何気なく見ていて、近くで毎月のように婚活パーティーが行われていることを知りました。
年齢別になっていたり、バツイチ限定だったり。
私は「50代から60代対象」というのがいいかなと思いました。
「40代から50代対象」でも大丈夫な年齢でしたが、40代の女性と闘っても勝ち目はないと思ったので。
一人で参加するのは勇気がなかったので、私より4歳年上の友人に声を掛けると一緒に行ってくれるとのこと。
当日会場に行ってみると、そこは小さ目の会議室のような部屋。
参加費2000円を支払います。
ランダムにテーブルが置いてあり、他の参加者と顔を合わせにくくなっている造り。
すみっこにコーヒーやお菓子がセットされています。
まず、プロフィールを書きます。
年齢、住んでいる地域、職業、休みはいつか、趣味など。
書いたら、男性一人ずつとこの紙をお互いに見せ合いながら、向かい合せではなく、少し離れた横並びで話します。
向かい合わせだと緊張しやすいと思うので、これはよかったです。
その時は男女比が6対6でした。
だいたいこれくらいの人数で毎回やっているようで、6人くらいだと相手のプロフィールも覚えられます。
全員と2分くらいずつ話したら、今度はコーヒーやお菓子を席に持ってきて、気に入った人とランダムに話します。
女性は動くことはなく、男性の方が入れ代わり立ち代わり、やってきます。
その中で70歳という男性がいました。
もちろんもう仕事はしておらず、趣味を楽しんでいる様子。
70歳で婚活をする男性のバイタリティに感心しましたが、話し方とか話題がやっぱりおじいちゃんという感じでした。
途中で紙が配られ、気にいった人に○をつけます。
何人でも○をつけていいとのことでした。
途中、男性全員が携帯の電話番号を書いた紙を私のところに持ってきていました。
本当はマッチングした相手にしか番号を教えないことになっているようですが、男性はそんなの関係なく、どんどん来るし、それを主催者側は禁止してないようでした。
係の人が集計して、私のところにやってきました。
事前に誰が○をつけてくれたかを教えてくれました。
何と、全員が私に○をつけてくれていました。
私って結構イケてる?
最後に一番気に入った人の名前を書いて提出し、私は見事マッチングしました。
相手は私の一つ年下で、会社員で、背はあんまり高くないけど、割とイケメンでした。
他はさっきのおじいちゃんと、髪の毛の薄すぎる人と、背の低すぎる人、暗すぎる人などしかおらず、結局消去法で選んだ感じです。
一緒に行った友達は誰も選びませんでしたが、そのおじいちゃんからしつこくその後も電話が入ってたみたいです。
無視したらしいですが。
それからしばらくマッチングした相手と電話で話したり、ラインしたりする日々が一か月くらい続きました。
その後の展開は次回書きたいと思います。
婚活パーティーでは、女性はワンピースみたいな女性らしい格好をして、ニコニコしながら相手の話しを聞いて、後は当たり障りのない質問して話をつなげば、ほぼ全員に気に入ってもらえると思います。
というのも、50代以上の男性は、若い男性ほど女性の見た目などにはそんなにこだわっていないように思えるから。
ですから、感じのよい対応さえ心がければ、出会いはあると思います。
それから、私がマッチングした相手と帰りに少し話したのですが、その人は主催者のことをよく知っているというのです。
何回かこのパーティーに参加しているとのことでした。
そして他の男性数人も何度か見たことがあると言っていました。
結局、こんなパーティーは常連さんが多い、つまりいつまでも相手を探し続けているということのようです。
婚活パーティーは婚活アプリに比べると、リアルに会うので最初はかなりハードルが高いと思います。
でも勇気を出して参加してみれば、それほどハードルは高くなく、同じメンバーばかりが出たり入ったりする、あまり循環しない世界というのが私の感想でした。
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