仕事の悩みを最小限にする

昨日、自分が担当したイベントがありました。

結果的には特に問題なく、成功したと言えるでしょう。

無事に終わって、心底ホッとしました。

このイベントの内容は、外部からある団体を招いて、その技術を披露してもらうというもの。

コロナの時以外、ほぼ毎年行われているイベントなので、記録は残っているし準備はそれほど難しくはないように思えました。

しかし、やはり毎年少しずつ、少しずつ、色んなことが変更になっていました。

数か月前から団体の事務局に申し込み、交渉。

駐車場の確保、当日用意するものの準備、会場の準備などなど、こまごまとしたことが大変でした。

そして、いざ当日。

総勢70名を前にして、人前でしゃべるのが死ぬほど苦手な私が司会をしました。

途中、団体の人がいい感じに司会の私をいじって、会場は笑いにつつまれたり。

生徒たちも、先生たちも、皆が

「よかった、楽しかった」

と言ってくれて、本当に自分自身もこの仕事を任されて、よかったと思えました。

正直、まだ講師になって半年余りなのに、こんなイベントを任されるなんて無謀すぎると思ったのですが、

「信頼してくれたのだ」と良い方向に解釈できました。

失敗が怖い

このイベントの数日前まで、失敗するのではないかと過度に恐れていました。

数か月前から、漠然とした不安が頭から離れませんでした。

でも、直前に不安はなくなったのです。

不安がなくなった理由は…

自分が不安に思っていることを文章にして書き出す。

小さな疑問点も全部細かく、上司に相談したり質問する。

一連の流れを自分の中で何度も何度もシュミレーションする。

こうすることで、「ちゃんと準備をしたのだから、絶対成功するはずだ」という「謎の自信」が生まれました。

小さな心配を「人に話す」ことで、少しずつなくしていきました。

仕事の中で、わからないこと、心配なことってたくさんあります。

特に新しい仕事を始めたばかりの時は、毎日がそんなことの繰り返し。

こんなこと聞いたら笑われる、恥ずかしい、怒られる、そんなことを思って疑問をそのままにしてしまう。

すると、その小さな疑問が後から問題になってくる。

時間がたつと、小さな疑問は質問しにくくなる。

だから、わからないことは、恥ずかしがらずに聞くのが正解。

最初なら何を聞いても恥ずかしくないし、失敗しても誰も責めない。

一生懸命に取り組んだことは、誰も文句は言わない。

真面目に素直に、仕事に取組む姿勢が、失敗を回避することにつながると私は思うのです。

 

 

 

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