今日、明日と北九州で竜王戦第3局が行われています。
藤井八冠がどんな勝負飯、勝負スイーツを選ぶのかに注目が集まっていますね。
このリストは調べたところによると、市内の業者が応募し、市民の投票で選ばれたとか。
藤井八冠に選ばれたメニューはメディアで取り上げられて、話題になることは必至。
夕方のニュースではさっそく、今日選ばれたメニューを紹介していました。
今日の昼食のメニューは、
藤井八冠は「北の海鮮バターライスっちゃ」
伊藤七段は「海老香る 関門地ダコの冷製にゅうめん」
だったそう。
バターライスは『旧松本邸』で作られたもの。
にゅうめんは、『Labo割烹Mondo』と言うお店のもの。
そしてスイーツ。
スイーツは午前と午後があり、藤井八冠は午前に『福を呼ぶ 河豚最中』
午後は『ネジメカ&コク旨チーズセット』
伊藤七段は午前に『ネジメカ&コク旨チーズセット』
午後は『武蔵と小次郎スイーツの戦い』
ネジメカというのは『もの作りの町北九州』のネジをイメージしたチョコレートやサブレとチーズケーキのセット。
『武蔵と小次郎…』というのは、フルーツ大福といちごのブラウニーだそう。
藤井八冠が選んだ『福を呼ぶ 河豚最中』
この工場に私自身、昔勤めていたことがあります。
住宅街にポツンとある小さな工場で、働いている人は20人くらいだったかな。
皆、40代以上の女性ばかり。
正社員だけど、時給で働いていました。
そこで、私はあんこ作りの部署に配属されました。
ここで使っているあずきは北海道十勝産らしいですが、そのあずきも一つ一つ手作業で選別していました。
でっかい鉄鍋が7個くらいある調理場。
水を測り、あずきを測って入れ、砂糖を入れ、水あめを入れ、あとはグツグツ煮る。
時々混ぜながら煮詰めていく。
とろみ具合を自分の目で見て判断して、火から上げて容器に移す。
それから全部の洗い物と床掃除。
この一連の流れを一日かけてやります。
結構な重労働で、働いている1年余りの間に5キロ痩せました。
最中の皮はそこでは作っておらず仕入れなのですが、皮の中にあんこを詰めるのは手作業。
ずっと座ってあんこを詰める作業は、なかなか根気がいるし、最初はうまくいかずに失敗も多いそう。
藤井八冠はどうも最中が好きらしく、あちこちで最中を選んでいるそうです。
最近はあんこ嫌いの若者も多いようですが、これで『河豚最中』はまた人気が出るかもしれません。
私ももう長いこと食べていませんが、ここのあんこは甘みにコクがあって、美味しいです。
さて、明日の勝負スイーツ、何が選ばれるでしょうか。
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