『いいところさがし』をやってる職場

昔働いていた老人ホームでは、毎月『いいところさがし』をしていました。

職員同士で、です。

『いいところさがし』、小学生の頃学校でやったことがある人もいるかもしれません。

友達のよいところを見つけて、皆の前で発表してほめるのです。

誰でも人からほめられたいですよね。

これは自己肯定感を高めるのに、有効だと言われています。

この「いいところさがし」を職場でやっていたのです。

もちろん、純粋にいいところを探して、相手に伝えるのならいいと思います。

その職場では、全員が紙に書いて月に1回提出し、事務員さんが集計。

個人別に表にして、結果を全員に回覧していたのです。

つまり、誰に対して何人の人が「よいところ」を書いたかが一目瞭然。

しかも、どんなことが良かったのかも詳しく書かれていました。

最初は皆んな普通に書いていたのですが、そのうちこんな傾向が出てきました。

上司に忖度して、下の立場の人が上司をほめるようなことばかり書くようになったのです。

つまり、新人とかまだ年数の浅い人はほとんどほめてもらえないということ。

誰かに何気なくちょっとした親切でもすると、

「いいことシートに書いてもらいたいから?」

そんな嫌味を言われることも。

いいところを見つけてほめて、相手の自己肯定感を上げる。

本当だったら職場がいい雰囲気になるはずなのに。

そういう本来の意味が失われて、ただ上司に忖度し、自分がほめてもらいたいからと人におもねる。

そんな最低の現場になっていました。

私がこの職場を退職する原因のひとつでした。

これは私が辞めてからもしばらく続いていたようですが、どうなったでしょうか。

あれ以上、雰囲気が悪くなってなければいいのですが。

 

 

 

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