老いを受け入れる

母がまた調子悪いらしい。

「足が痛くて全然歩けん」

と泣きそうな声で電話してくる。

母はどこか具合が悪いと、途端にメンタルをやられてしまうタイプ。

「3つも病院にかかってたまらんよ。歯医者と整骨院と皮膚科」

と会うたびにグチグチ言うので、

「私も歯医者と心臓の病院と整骨院行ってるし」

と言うと、「ふーん」と不満そう。

母は、自分が通院でいかに大変か、わかってもらいたいらしい。

でも、3つくらい病院にかかってる人なんてたくさんいる。

今日は午前中、歯科と整骨院の予約をとっていたらしいのだが、足が痛くて行けないとのこと。

仕方がないので、私が歯科と整骨院に電話をして、夕方に予約を取り直した。

そして、仕事帰りに母を迎えに行き、歯科に連れていき、車の中で待つ。

次に整骨院に連れていき、また車の中で待つ。

そして連れて帰りました。

所要時間はトータル1時間半。

たいした時間ではないようですが、疲れて帰って、夕方の1時間半はほんとに疲れる。

でも、母が本当に大変な時に助けるのは当たり前。

ただ、毎回会うたびに愚痴を聞かされるのには、本当に閉口します。

母はまだ、自分が若いと思っていて、歩けるのが当たり前で、老いを受け入れたくないんでしょうね。

いつまでも若くはない、いつまでも元気に歩けるわけではないということは、覚悟しておくべきことですね。

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