コロナ感染後、8日目です。
今日、病院にPCR検査に行き、陰性と診断されました。
明日からとうとう仕事に行かなければなりません。
ちょうど1週間休みました。
こんなに長く休んだのは多分、十数年前に長年働いていた会社が倒産しそうになり、退職してしばらく家にいた時以来。
私が働いてきた介護業界は、盆休みも正月休みもありません。
連休は最大でも3日間が限度。
1週間も休みがとれることはない業界なので、こんな長期休みは初めてでした。
職場の人たちには申し訳ないけど、
「やったー!1週間休み。ラッキー!」
と最初は思いました。
そして、
「1週間も休みなんて、何しようか」
「ヒマを持て余すんじゃないの」
「外に出たくなってイライラするかも」
そんなことをちょっと思いましたが、結果まったくそんなことはなし。
まったく外出できなくてもイライラしないし、むしろ外出できないから仕方ないと開き直りました。
毎朝、目覚ましで起きるのではなく、目が覚めたら起きる生活っていいですね。
ちょっと寝坊してみたり、反対に早めに起きてみたり。
11時半と18時に食事をすると決めているので、その時間は守りました。
前からずっと観ている、8時からの韓国ドラマと15時からの中国ドラマは、この期間はリアルタイムで観ていました。
合間の時間に洗濯したり、掃除したり。
こういう機会はなかなかないので、できることは何でもやっておこうと思いました。
時間にしばられない生活がこんなにも心地いいなんて。
年金生活に入ったら、毎日こんな感じなんでしょうか。
しかし、これは戻るところがあるから楽しく感じるのでしょうか。
永遠に毎日が日曜日なのは退屈すぎるのかも。
何かひとつ、軸になるもの、生きがいを感じるようなものを持って、こんな生活をするのなら楽しいかもしれません。
そんな風に年金生活を想像したりもして、自宅療養は終わりを告げました。
ところが、今日長い療養生活の落とし穴がわかったのです。
知らず知らずのうちに、足腰の筋力がものすごく衰えていたのです。
家から一歩も出ずにいると、ほとんど歩かないので筋力が衰えるのでしょうね。
これが若い人ならそれほどのダメージはないのでしょうけど、私はアラ還ですから。
今日、病院に検査に行き、帰りに買い物をしたのですが、すぐに腰が痛くなり、車の乗り降りにも支障をきたす始末。
しかもちょっと外出しただけで、ぐったり疲れました。
今日検査の時に会った若い男性の同僚は、毎朝4時に誰もいない所でランニングをしていたと言っていました。
筋力を落とさない努力が必要だったとは。
こんなので、明日から仕事ができるのでしょうか。
とても心配です。
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