教師になって、初めての夏。
学校の夏の体育は『プール』授業ですね。
ここ3年はコロナの影響で、どこもプール授業は中止だったようです。
私が勤務しているのは特別支援学校なので、プール授業自体ないと勝手に思っていました。
だって、校舎内にプールはないし。
ほとんど寝たきりみたいな子供たちをプールに入れるなんて、考えも及ばなかった。
でも、こんな風に体が不自由でも、プールに入るんだそうです。
父兄たちに希望を聞くと、全員が
「プール授業を希望します」
とのことでした。
学校内にプールはないので、近くの市営プールに学校のバスを使って行くのです。
寝たきりの子供たちを市営プールの更衣室のベッドに寝かせて、水着に着替えさせるだけでも一苦労らしい。
そして、教師たちも水着になって、一緒にプールに入ります。
メイクをしていたら「メイクは落として下さい」と係員に言われるので、落として入る。
ああ、ノーメイクはつらい。
水に「つかる」のは正味10分弱。
生徒たちの濡れた水着を脱がせて、服に着替えさせるのがもっと大変。
とにかく、そのたった10分のために教師たちは四苦八苦なのです。
さて、自分の水着はどうするか？
今、水着は持っていません。
沖縄に旅行に行った時も、10月というシーズンだったので水着は用意しませんでした。
アラ還は一体、どんな水着を着ればいいのでしょうか。
どう見ても、スタイルがいいとは言えない体型。
でも、他の人の目があるので、できるだけ不快感を与えないように、醜くないようにしたい。
つまりは「できるだけ肌の露出を避ける」と言うことが必須。
そこで、あちこちお店に行ったり、ネットで見たりしてみました。
これで5000円くらい。
でも、半そで、短パン。
いやいや、もっと隠さなければ。
ネットで良さそうなのを見つけました。
5点セットで何と3980円。
ポイントも結構つく。
ノーブランドだけど、レビューも良い。
試着できないのが難点だけど。
足も手も完璧に隠してくれる。
こんな風にスタイル良くなるわけではないけど、これは良さそう。
ということで、思い切って注文しました。
柄があるものもあったのですが、地味にいった方がいいかと。
プール授業、1シーズンに1回しかないんだそうです。
それなのに、水着を購入させられるのは「うーん」って感じ。
3980円ならまあいいでしょう。
来月初旬に予定しているプール授業。
それまでに、少しでもお腹を引っ込めたいアラ還なのでした。
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