ジムのオバサンたちの会話

毎週2回のジム通いを続けている。

火曜日のメンバーはだいたい8人くらい。

2.3人、若い人がいるが、あとは多分60歳以上。

多分70歳以上の人もいる。

私は仕事帰りなので、いつも少し遅れる。

なので、会話も途中から聞くことが多い。

今日は仕事の話だった。

「65歳以上になると、急に仕事がなくなる」

とひとりが言うと、「そうそう」と皆が同意。

皆、おそらくダンナさんがいて、主婦なのだろう。

「65までは何かしらの仕事があったのに、65を過ぎると面接すらしてもらえない」

どうも65歳というのが、会社側が採用を考える一つの基準らしい。

「今狙っているのが、〇〇スーパーの荷出しの仕事。6時から11時まで」

朝早いけど、午前中に終わり、午後はゆっくりできて、夕飯作りにも支障がない仕事。

早朝だと、知り合いに気づかれにくいというのもよし。

こういう仕事が世の主婦の理想のパートらしい。

私は子供が小さい頃、パートの仕事をしたことがある。

一日5時間だけど、往復の通勤時間や間に昼休みをはさんでいて、意外と拘束時間は長かった。

その割に収入は時間給だから安いし、ボーナスもなし。

やってることは社員とあまり変わらない。

パートって報われないなと思っていた。

年をとるともう、パートくらいしか仕事はないだろう。

私は今、フルタイムの仕事に恵まれていて、今のままでいけば70代でも働けそう。

仕事に恵まれていることに感謝しつつ、ジムの仲間たちの話を黙って聞いていたのでした。

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