円安が進んでいますね。
昨年7月、1ドル110円でしたが、今月はとうとう140円を超えてしまいました。
145円に迫るのではとも言われています。
このまま1ドル140円が続くと、家計の負担が年間78000円増えるという試算をニュースでやっていました。
輸入大国である日本は今、たくさんの物の値段がどんどん上がってきています。
そして、当然ながら円の価値が下がってきています。
物の値段は上がるのに、給料は上がらない。
もう何年も昇給がないとか、ボーナスがカットになったという話も多い。
コロナからの長い不況で、仕事すら奪われた人も多くいます。
しかし、円安もインフレも私たち一般人にはどうにもできないことです。
国や政治家は何もしてくれません。
一部のお金持ちだけが優遇されている今の世の中なのです。
自分の力で自分を守る。
自分で何とかするしかないのです。
自分でできること、誰でもできることと言えば、それは節約です。
転職するとか、副業をして収入を増やすなどは簡単ではありません。
年配者には転職はなかなか困難ですし、転職すると収入が下がることが多い。
副業も収入につながるまでは長い時間がかかったり、収入に結びつかないことも多い。
昨年1ヵ月20万円で生活していたのなら、今年は物価が上がり、実質22万円くらいの支出になっていると思われます。
それを昨年ベースの20万円で生活できるように節約するのです。
カンタンで今すぐにできる節約方法です。
外食の回数を減らす
外食はやはりお金がかかります。
ちょこちょこと数回、少額な外食をしていたのであれば、1回だけお高めのお店に行って満足度を高めるというのはどうでしょうか。
また、休日に外出して、疲れてそのまま外食してしまうというパターンもよくあります。
そんな時のために、出かける前に米だけは研いでセットしておきましょう。
ご飯さえあれば何とかなるものです。
そうやって外食の回数を減らしましょう。
レジャーの中身を吟味する
お金のかからないレジャーを探しましょう。
公園とか、公営の施設などを利用しましょう。
おにぎりと卵焼きだけのお弁当を持参しましょう。
外で食べれば、美味しく感じるものです。
行く所がないからと、ショッピングセンターやデパートに意味なく行くのはやめましょう。
絶対無駄遣いしてしまいます。
買物の回数を減らす
買い物には行ったら行っただけ、お金を使います。
買い物に行かず、冷蔵庫の中身やストックだけでどれだけ料理が作れるか、一度挑戦してみて下さい。
結構、頑張れるものです。
買い物に行くと、ついつい余計なものが欲しくなったり、お買い得だと買ってしまったりするもの。
いかに買い物に行かずに頑張れるか、やってみて下さい。
ただ、買い物に行くのが好きという人、買い物でストレス発散していませんか?
傷むものを大量買いしない
野菜や果物などのセールを見つけ、安いからと大量に買ったりしていませんか?
その日のうちに冷凍するなどの下処理ができればいいですが、『下処理をしなければ』と心理的に負担になります。
そして、下処理できず、結局腐らせてしまう結果に。
せっかく安く買っても、これでは結果的に無駄遣いになってしまいます。
生鮮食品は少しずつ購入しましょう。
子供や夫を買い物に連れていかない
買い物には自分1人で行きましょう。
子供を連れていき、菓子などを買うはめになることはよくあります。
夫も例外ではありません。
「美味しそうだから」
と言いながら、勝手に買い物かごに何かを入れる夫。
うちも昔、こういうことがよくありました。
気をつけましょう。
3食を2食にする
これは自分1人でやって下さい。
最近、3食食べないという人が増えてきました。
1日1食の人も多いです。
これは、食べすぎを防ぐという目的もあり、健康にもとてもよい結果をもたらすそうです。
しかも、経済効果も大きいです。
まとめ
地味ですが、節約が最も効果が高いと思います。
米国株など、外貨建ての資産を持つことも、円安対策になると思いますが、
「よくわからない」「損しそうだ」
そういうことを言う人も多い。
できないことは無理してやらなくてもいいのです。
結局、『節約』が誰でもできる、この不況を乗り切る一番の方法ではないでしょうか。
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