【どうでもいい話】髪型を変えてみたら

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何十年かぶりで髪型を変えました。

ずーっと肩につくか、つかないかくらいの長さのパーマヘアにしていました。

美容院の担当の人が

「雰囲気に合ってるし、似合ってますよ」

と言うし、手入れが楽だし、似合ってるならと特に疑問に思わず、何年も同じ髪型をしていました。

でも、ある日突然、何となくパーマをやめてみようかと思い、美容師さんに相談。

美容師さんも

「イメチェンもいいかも。大丈夫、いい感じにしますから」

と言ってくれて、思い切ってボブのさらさらストレートに。

自分でも

「意外と似合ってるかな」

と気に入りました。

翌日職場に行くと、皆に

「ストレートパーマかけたの?」

「そっちの方がいい」

「若く見えるよ」

そんな風に言われました。

皆、今の髪型がいいと。

今までせっかくお金かけて、せっせとパーマをかけていたのに。

今までの髪型は一体…?

しかも、今の方が若く見えるとは。

「若く見える」というのが、私にとって今一番欲しい言葉なのです。

そして悟ったのです。

思い込みはやめた方がいいことを。

「ショートカットは似合わない」

「ロングは似合わない」

「パーマヘアは似合わない」

そういうのは本当にただの思い込みでしかないのですね。

自分が写っている写真で自分自身が一番写りがいいと思うものと、他人がいいと思うものは違うと聞いたことがあります。

人が見る目は自分が思うのとは違うのです。

これは年齢もあるのかもしれません。

10何年もたつうちに、似合う髪型が変わってきたのかもしれません。

洋服も似合うものが変化していくように、髪型も似合うものが変わっていくのですね。

次に美容院に行って、今の髪型が好評であることを話し、

「今までパーマをせっせとかけてた私っていったい…」

と笑いながら話すと、美容師さんも苦笑いして

「いや、でもパーマも似合ってましたよ。着ている服の感じとか、雰囲気とかと、とても合ってましたよ」

と言っていました。

ご存じの方も多いと思いますが、美容師さんって、髪型だけを見るのではなく、そのお客さんが着ている服の雰囲気もいつもチェックしているそうです。

私が担当してもらっている美容師さんは男性ですが、女性誌のファッションもこまめに見て、研究しているそうです。

髪型だけが決まればいいのではなく、すべてはトータルバランスなんですね。

しかもストレートにすれば、パーマ代もかからなくなるし、これは節約になります。

しかし、反対にストレートにすると白髪が目立つということに気づきました。

パーマだと何となくごまかせたのに。

結局、白髪染めを毎月きっちりやらないといけないようです。

あんまり節約にはならないかな…。

 

 

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