妻を動物用の焼却炉で焼いたという衝撃的な事件。
一時は愛情で結ばれた関係だったはずなのに、
どうしてこれほどひどいことができたのか…?
夫婦って、恋愛でも友情でもない、かなり特殊な関係だと思います。
生活、金銭、家事、性、老い、病気、家族関係など。
全部が絡むので、愛情だけでは維持できないのです。
なぜ「好き」が「憎しみ」に変わることがあるのか
強い愛着がある関係ほど、失望や怒りも大きくなりやすいと言われます。
まず、「一番わかってくれるはずの人」という期待がある。
その期待が裏切られると、赤の他人より傷つく。
そして、毎日の生活で、相手の欠点が増幅して見える。
食べ方、お金の使い方…小さな摩擦が蓄積すると、愛情を削る。
「夫」「妻」になって、相手が『人』ではなく『機能』になる。
家事をする人、稼ぐ人、介護する人…となると、関係が乾いていく。
そして怖いのが、長年の未解決の恨みです。
浮気されたり、
「何十年も大事にされなかった」という静かな怨みがあったり。
「早く死んでくれたら…」という極端な感情も、
実は愛の反対というより、長年の絶望や閉塞感の裏返しだったりします。
夫婦仲はなぜ変化するのか
夫婦は「固定した関係」ではなく、季節みたいに変わるものだと思います。
- 情熱の時期
- 子育てや仕事で戦友になる時期
- すれ違う時期
- 同居人のようになる時期
- 老いて同志になる時期
若い頃の恋人同士のような仲良しが続くとは限らないけれど、形を変えながら深まる夫婦もいる。
「仲がいい夫婦」は、衝突がない夫婦ではなく、変化に適応している夫婦なのかもしれません。
長く仲良くいる人に共通すること
よく見るのは、次のような特徴です。
①相手を変えようとしない
「この人はこういう人」とある程度あきらめている。
②感謝を言葉にする
「ありがとう」を軽視しない。
③適度な距離がある
別の趣味、別の友人、ひとり時間がある。
私が思う一番大事なこと
「愛情」より「敬意」かもしれません。
恋愛感情は揺れるけれど、敬意があると壊れにくい。
- 馬鹿にしない
- 支配しない
- 相手の弱さを笑わない
- 感情のゴミ箱にしない
これが残る夫婦は強い。
「いつまでも仲良くしよう」と思いすぎないことも大事かもしれません。
ずっとラブラブでいる必要はない。
「今日は感じが悪いな」「今は冷えてるな」という時期があってもいい。
長続きする関係って、完璧ではなく、修復できる関係なんですよね。

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