アラ還はヤバい年齢なのか

今日、30代の同僚の男性と雑談していて、

「今、何歳なんですか?」

と突然聞かれました。

知ってるはずだけど、言ってなかったっけ? と思いながら正直に

「今年5〇歳になるよ」と答えると即座に

「ヤバッ」

と言われたのです。

「ヤバい」って言葉、最近はいい意味でも使うらしいけど、この場合は本当にヤバいということだよね… と思いつつ、

「えっ、ヤバいって、やっぱりヤバい年かなー?」

と焦りながら聞いた私。

「いやいや、もっと若いかと思ってました。50ちょっととか」

「ああ、そう、嬉しいな~」

と答えたけど、何か複雑な気持ちになりました。

50ちょっとに見えたということは喜ぶべきことなんだろうけど、

この仕事をしていて、あとちょっとで60歳という年齢はヤバいのでしょうか。

私が勤務している病棟では、介護士は私が一番年長です。

あとは40代半ばまでの人しかいません。

30代の人が特に多いです。

このキツイ仕事を60近いこの年齢までやらなければならない…。

そのことがヤバいということなのでしょうね。

その年までこんな仕事やってるなんて、大変だね… という感じでしょうか。

年齢からいっても体力的に私は他の人より劣るので、迷惑をかけている部分はあると思っています。

同じ仕事でも、若い人なら軽々とできることも多いし、体力の消耗も少ないかもしれません。

介護の仕事はほとんど体力勝負なので、この点で私は厳しいでしょう。

35歳の男性から見れば、私は「もうすぐおばあちゃん」の領域なのでしょうね。

それに60歳になると、私が勤務している病院でも再雇用という扱いになり、基本給が3割程度減額されるらしいです。

長年勤務してきた人は3割減ってもそれほどの影響はないかもしれませんが、私はまだ基本給もほとんど上がっていないので、3割も減るとアルバイト程度の収入になると思われます。

そうなると、やはりまた転職を考えた方がいいかも。

施設などでは、60歳を過ぎてもそれまでと同じ基本給や手当を出すところも多いと聞きます。

病院という職場は「介護の仕事」という側面から見ると、物足りない部分があります。

病院では介護する場面もありますが、やはり命の現場であり、病気と向き合う現場です。

もう一度施設に戻って、介護という仕事と正面から向き合うのも、悪くはないのかもしれません。

それにしても…ヤバい年っていったい…。

年はとりたくないですね。

周囲の若い人達を見ていると、たくさんの可能性を感じます。

私は先が短いけれど、健康とお金のためにできるかぎり働かなければと思っています。

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