『金持ち脳、捨てることから幸せは始まる』
苫米地英人さんの本を読みました。
とても面白い本でしたので、ご紹介します。
金持ち脳、貧乏脳とは
私たちは貧乏脳を捨てない限り、一生貧乏のままです。
金持ちになるには、脳を変える、つまり金持ち脳になること。
今まで作ってしまった貧乏脳を捨てることなのです。
貧乏脳は不満足脳と低自己評価脳からできています。
不満足脳とは収支のバランスの崩れからくるもの。
私たちは普通、貯金額や年収で金持ちかどうかを判断しています。
しかし、本当に金持ちかどうかは、収入と支出のバランスで考えなければなりません。
つまり、収入より支出が多ければ貧乏ということ。
金持ち脳は収支のバランスがとれているから、低収入でも満足しているのです。
また、低自己評価脳とは自己評価が低い脳のことです。
自分は頑張ってもどうせ金持ちにはなれないという自己評価が低い脳。
この2つにより、貧乏脳が形成されるというわけです。
貧乏脳になってしまう理由
昔は欲しいものがあまりありませんでした。
ぜいたくはせずとも腹いっぱい食べることができれば、皆満足していた時代でした。
現代は様々な欲望が増えてしまい、貧乏感が増えている。
欲望が増えることで貧乏脳になってしまっているのです。
もっともっとという欲望の増幅から、不満足脳が形成されるのです。
ネットで安価に映画や動画が見れたり、ゲームが無料だったり、何でも安くていい時代なのに、
SNSなどを見て、欲望を刺激されて人は何でも欲しがる。
そのため、貧乏脳になってしまう。
貧乏脳にならないためには、欲望をコントロールすればいい。
自分で自分をコントロールすること。
でも、その欲望をコントロールするのが難しいのです。
欲望をコントロールする方法
まず、それが本当に必要かどうか、冷静に自問自答すること。
本当に今必要なのか、を考えることです。
そして、欲望を増幅する仕掛けから遠ざかることです。
一番いいのは、テレビやSNSを見ないこと。
私たちの欲望を刺激する広告から離れてみることが大切です。
広告というのは私たちに欲しいと思い込ませるものなのです。
金持ち脳になるための最短方法
やりたくない仕事をしている人は貧乏脳になる可能性が高いそうです。
収入の多い、少ないは関係ないそう。
なぜなら、やりたくない仕事をしていると、仕事の外に満足を求めるから。
ストレス解消として、自分へのご褒美をしたり、飲み歩いたりしてしまう。
仕事から満足を得ることが大切なのです。
好きな仕事、得意な仕事をすれば、人生の質に大きな差が出る。
新たな職業に飛びこめば、一時的に給料は下がるのは当然。
やりたいことをやると生産性が数百倍になり、脳によい刺激が与えられる。
結果的には貧乏脳にならず、より多く稼げることにつながるということです。
どんな仕事が好きかさがす方法としては、トライアンドエラーを繰り返すこと。
間違っても失敗しても、何度も繰り返し、続けていくことが大切なのです。
まとめ
収入が多くてもイヤな仕事をして、ストレス発散のために支出が多くなればそれは貧乏脳。
逆に収入が少なくても仕事が充実していれば、満足感を感じ、余計なものを買わなくなるからお金が貯まるのが、金持ち脳。
とてもわかりやすいですね。
私もイヤな仕事を辞めて、今から転職する予定です。
それは昔からやりたかった仕事です。
新しい仕事で満足感を得て、余計な支出をしなくなり、お金が貯まるようになるといいなあと思います。
なかなか面白い本です。
よろしければご一読おススメします。
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