【母の介護】転院してからの母

昼間に道を歩いている黒いジャケットと白いズボンの女性

【転院したい】転院の伝えかたとタイミング

紆余曲折あって、母が転院しました。

紹介状が思いのほか早くできたそうで、弟が受け取りに行き、その後転院予定の病院へ。

転院先は個人病院。

以前、大きな病院の整形外科の部長をしていた先生が開業したとかで、人気があるらしい。

場所は実家から近いし、運転のできない弟の嫁にタクシーで連れていってもらう時も、タクシー代があまりかからずに済む。

行き帰りの時間も短縮できるので、高齢の母には負担が少ない。

そんな理由でこの病院に転院することにしました。

初めてこの病院にかかった母の感想は

「まあ、いいんじゃないの」

飲み薬は体がかゆくなったり、眠れなくなったりするので、とりあえず中止して湿布で対応。

その日はひざに麻酔入りの注射をしてもらったそうです。

そして1週間後の同じ曜日に予約を入れて帰りました。

2.3日は少し調子よくなったようで、

「美容院に行きたい」

と言い始めたので、連れていきました。

「病院に行くのに、こんな頭じゃ恥ずかしい」

身だしなみが気になりだしたのはよい傾向だと思っていた矢先。

1週間もたたないうちに、また痛みが強くなったと弟に早朝から電話したそうです。

そしてまた弟の嫁に病院に連れていってもらったそうです。

ひざに水が溜まっていたらしく、水を抜いてもらったらしい。

湿布をしたところがかぶれているので、湿布は中止。

今度は飲み薬になりました。

「あーあ、なかなかよくならん。なんでやろうか」

「この痛みさえなくなったら」

母は嘆く、嘆く。

「仕方ないよ。ひざが悪くなるのは老化よ。痛みは長くつきあうしかないかもね」

そう言われても、ついこの間まで元気に歩いていた母には、現実が受け入れられない様子。

年をとると、どうしても腰やひざを悪くしたりして、歩くのが困難になる人が多い。

健康で死ぬまで自分の足で歩ける人は本当に少ない。

若い頃からかなり運動していた60代の知り合いは、ひざを痛めて今は毎週ヒアルロン酸の注射に行っているらしいです。

多分、一生この注射は続けていかないといけないそうです。

若い時に鍛えていたからずっと元気に歩けるとは限らないのです。

年をとってからも、筋力を落とさない努力と転倒しないことが大切なようです。

母は特に何の運動もしていなかったけど、今まで元気に歩いていました。

昨日おかずを作って実家に行ったら、痛みがだいぶ治まったせいか、よくしゃべる、しゃべる。

これは元気になった証拠です。

このまま良くなっていってくれればいいのですが。

 

 

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