母がこの間の祝日の午後、電話してきた。
「今日ね、びっくりしたことがあった」
と言う。何事かと聞くと、
「朝6時に起きて、電子レンジを使ったら急に電気が切れて、真っ暗になった」
「どうしようかと思って、隣の人に聞こうかと思ったけど、朝早いし迷惑と思ったので、〇〇(弟)に電話した」
「そしたら、ブレーカーが落ちたんじゃない?と言われて、やり方聞いて必死で傘の柄を使って上げたら電気が点いた」
「こんなこと、初めてよ~、ブレーカーが落ちるとか」
と言うのです。
その時使っていた消費電力が大きそうなものは、エアコンと電子レンジくらい。
後は照明、コーヒーメーカーを使っていたそう。
今まで同じような使い方をしていたのに、一度もブレーカーが落ちたことはないそう。
最近、エアコンを買い替えたので消費電力が大きくなったのかもしれない。
それにしても、ブレーカーが一度も落ちたことがないなんて、珍しい。
多分、落ちたことはあるけど、父がすべてやってたので、母はノータッチだったのだろう。
電気が一瞬にして消えた時、まず疑うのは「ブレーカーが落ちた」ということなのに、
ブレーカーというものの存在も、上げ方も知らないなんて、世間知らずな母。
「お嬢さまか」と思ったけど、そこを責めても仕方ない。
「これからはエアコンと電子レンジ一緒に使う時は、気を付けた方がいいよ」
とだけ言っておきました。
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