学校というところは何にしろ、やり方が古い。
昔ながらの風習を守り続けている。
例えば、厚生費というもの。
毎月600円が給料天引きされている。
何に使うかというと、
まず、冠婚葬祭の費用。
誰かの親が亡くなったら、香典を包むか、花輪をおくる。
結婚したらお祝いを包む。
また、学校には先生がプレイするバレーボールサークルや卓球のサークルがあるのだが、
対外試合の時にお茶やおにぎりの差し入れをする。
これは厚生係の人がわざわざ買いに行かなければならない。
そして、年度末になると、集め過ぎたお金を返金する作業。
係は銀行に行き、両替して、封筒にお金を入れて返金する。
銀行印も校長しか押せないので、いちいちもらいに行く。
最後の大仕事は、退職や異動する先生への餞別の用意。
お花を注文し、お金を包む。
人数が多いので、この作業も大変。
その他にも仕事が多い。
係は6人いるが、まったく仕事をしない人もいる。
かくいう私も厚生係。
私が封筒にお金を入れる作業をしていたら、前の席の若い先生が
「そもそも厚生費なんて集めるのをやめたらいい。香典もあげたい人は個人的にあげたらいいし、お茶も自分で買えばいいし、餞別もいらない」
「自分が言える立場になったら、そういう制度はやめる」
本当にそうだと思いました。
今の時代、こんなことやってる会社、あるんでしょうか。
こういうのって、必要なんでしょうか。
ただ、やめたくても、やめることができないのかもしれません。
やめるきっかけがないのかもしれません。
ただ古い考え方に縛られているような気がするのですが、どうでしょうか。
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