先日母を整骨院に連れて行ったあと、買い物に連れていきました。
たくさん店舗が入っている大きいスーパーは母のお気に入り。
実家からはバスを乗り継いでいかなければならないし、時間もかかるので母一人では行くことができません。
母に「〇〇に行こうか」と誘うととてもうれしそうでした。
大して大きなお店でもないのに、母は着いてすぐに
「大きいねー。迷子になりそう」
とうれしそう。
母がその時履いていたサンダルが「どうも足に合わない、足が痛くなる」というので、靴売り場に連れていきました。
母は年のせいか、商品を探しだすことが難しくなってきたので、だいたい私がピックアップします。
何点か良さそうなのを探して、試し履き。
気に入ったものが見つかり、しかも半額だったので母は即決で購入しました。
レジでタグを外してもらい、すぐに履きました。
「これ履きやすい~、気に入った~、よかった~」
と何回も何回も言っていました。
帰り道、
「もうあの靴、履くことないから捨てなさいよ」
と言うと、
「うーん、でもまだ新しいし、もったいない」
と母は言うのです。
確かに新しいかもしれないけど、足に合わない靴を大切に保管してどうするのか。
「なんでよ。足が痛い靴とかもう絶対履くことないのに、持っててどうするの」
と私は言いましたが、その時ハッとしました。
私も足に合わない靴を何足も保管してるな…と。
家に帰り、シューズボックスから出してみました。
左のミュールは何となく買ったGUのもの。
確か1000円くらい。
でも、足を入れにくいし、疲れる。
多分短時間で2回くらいしか履いてない。
右のサンダルはバーゲンで買ったもの。
定価25000円を9800円くらいで購入しました。
でも、少し履いただけで足が疲れて痛くなるのです。
「高かったから」
と捨てられずにもう3年め。
数えるほどしか履いてない。
母に偉そうなことを言っておいて、自分も結局同じことをやっている。
そう思うと、決心できました。
すぐにゴミ袋へイン。
そして、もう1足、ヒールのあるサンダルも捨てました。
これは最後に1回、近場まで履いて歩いてみたのです。
すると、階段は怖いし、安定しないし。
通勤が服に合わせてスニーカーになり、しばらくヒールのある靴を履かなかったので、すっかり足が弱った様子。
アラ還にヒールは「厳しい」と自覚しました。
ころんでけがでもしたらバカみたい。
翌日のゴミ回収に出しました。
すっきりしました。
高かったから、まだ着れるから、まだ履けるから。
そういう理由でなかなか捨てられないものたちってありますよね。
そんな時は着てみる、履いてみる。
すると意外とすっぱり「だめだ、捨てよう」と思いきれます。
断捨離、頑張ります。
コメント