安達裕哉さんの『頭のいい人が話す前に考えていること』を少し前に読みました。
本屋さんの売れ筋ベスト10に長く君臨していた本です。
こちらは「どうすれば自分の話が相手にしっかり伝わるのか?」という疑問に答える本です。
皆さん、自分の話を相手に伝えることに苦労しているんですね。
著者は、「話す前に、まず相手が何を求めているかを考えること」が大切だと強調しています。
例えば、相手の状況や感情を考慮しつつ、簡潔で分かりやすいメッセージを心がけること。
「相手にどんな行動をとってほしいか」を考えること。
この本は、「話す」という普段何気なくやっていることを、もっと意識的に改善しようと思わせてくれる内容でした。
特に印象に残ったのは、「相手が求めている情報だけを伝える」という部分。
つい自分の言いたいことを優先してしまうけど、それだと相手に届かないことが多いんですよね。
「話す目的を明確にする」というアドバイスは、仕事でも日常会話でもすぐに実践できます。
それから、「相手の話をとにかく聞け」というアドバイス。
相手の話を聞いているときに、自分が言おうとすることを考えながら聞いてませんか?
とにかく相手の話をきちんと聞く、相手の言いたいことを考えながら聞くことが大切なのです。
なるほどなぁと思いました。
文章が平易で読みやすく、どの章もすぐ使えるヒントばかり。
コミュニケーションに悩んでいる人にはぜひおすすめしたい本です!
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