とてもヤバかった不用品回収業者

結論から言いますと、知らない回収業者に頼むことはやめた方がいいです。

きちんとした回収業者もいますが、悪徳な業者も多いです。

自治体の回収をお願いした方が実質的には安価です。

このマンションに引っ越した際、多くの不用品を処分しました。

特に大き目の収納用品が多く、処分したものは

すきまに入れる本棚・ハンガーラック・スチール製のワゴン・テレビ台つきの本棚など5点ほど。

市の収集を待てば安く処分できたのですが、(だいたい1個500円~700円程度)それらを回収場所まで運ぶ手間と、早く処分してすっきりしたいという気持ちから、ポストにチラシが入っていた不用品回収します、見積もり無料という業者に連絡してみました。

そこは引っ越しもやっているという業者でした。

見積もりに来てくれた方は気の弱そうな感じの若い男性。

ところが、しばらく計算した後、なんと

「全部で85000円ほどになります」

というのです。

ええーっ!これだけで85000円!?

どこから8万なんて数字が出てくるんだ。

これは変な業者じゃないか、まずい、早めにお引き取り願おう。

頭の中で警報が鳴りました。

「何でこれで85000円もするんですか。市で処分したら3000円か4000円くらいですよ」

「スチールと木が混じっているので、分別したりとか手間がかかるのし、処分料は最近高いんですよ」との答え。

「85000円なんてお金ないので、ごめんなさい。帰っていただけますか」

「いくらだったらいいんですか」

「いくらだったらって、全部で5000円までですよ。それ以上は出せません」

金額で押し問答がしばらく続きました。

なかなか帰ってくれず困った私は

「消費生活センターに今から連絡しますよ」と一撃?

業者はおそらく上司?に電話をし始めました。

外でかけていたので内容はわかりませんでしたが、終わった後、

「じゃ、5000円でいいです。会社の者と電話代わってもらえますか」

といい、私にスマホを渡してきました。

何で、電話代わるわけ?

疑問に思いつつ電話を代わると男性の声で、

「では、5000円で契約ということで間違いないですね」

と確認してくる。

「はい、間違いないです」

そこで電話を切って、金額が入った契約書?にサインし、お金を払いました。

業者は一人で全部の荷物を運びだしていきました。

あー、怖かった。

何か仕返しされたりとかないよね、逆恨みされないよね、と本気で思いました。

後から思うと、最初とんでもなく高い金額を吹っ掛けて、不用品回収の相場がわからず支払う人を狙っているのかな。

高齢者や女性だと言い負かされて、恐怖で払ってしまう人もいるのでは、と思いました。

業者が上司に電話したのは、金額についての決定は上司に許可をもらわないといけないのではないか、ということと、上司には少な目の金額を報告して、差額をポケットにいれる、なんて人もいるのかなと思いました。

これらはあくまで、私の予想ですが。

職場の人にこの話をすると、

「一人の時、よくそんな人家に上げたね。恐いよ、今の世の中」

と言われました。

そうですね、こんな時代、どんな人かもわからない人を家に上げるなんて。

しかもすごまれたり、家に居座られたりしたら、どうするつもりだったんだ。

今まで、何度かこういう業者さんにお願いしたことがあったのですが、皆良心的できちんとしていただいたので、まさかこんなことが起こるとは思っていませんでした。

見積もり無料!などのチラシに惑わされず、できれば自治体の処分をお願いした方が安全だと心から思いました。

皆さんもお気をつけ下さい。

 

 

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