雑誌を読んでいたら、面白いことが書いてありました。
今まで結婚式では定番だった演出を疑問に思う人が増えてきて、
それらを省く式をする人が増えているとか。
まず、参列者の余興。
余興を頼まれると参列者は事前に練習しなければならないし、当日も披露するまで緊張します。
その負担を考えるとお願いしにくいということで余興なしにする式が多いらしい。
また、ブーケトスは、独身も既婚者もいるし、
独身者も「別に結婚したいと思ってない」という人も多いので、いったいこの演出は?となる。
花嫁の手紙は「お涙ちょうだい」がイヤとかでやめたり、
花嫁だけ手紙書くのは変だから、新郎新婦両方が書くという方式にしたり。
誓いのキスは見る方もやる方も恥ずかしいからやめるとか。
そもそもバージンロードという名称をやめて、ウエディングロードにしたり。
近頃の結婚式では、二人がちゃんと考えて、やろうとしているということがわかります。
私が結婚した30数年前は、ただやらされてる感がすごくて、
ウエディングケーキの入刀はしたし、父が私と手をつないで歩いて、花婿に手渡すという演出もしたし、
キャンドルサービスもしました。
花嫁の手紙はなかったけど、やれと言われたらやってたかな。
とにかく、式場から言われるがままに動いたと言う感じ。
自分たちの意見を言うなんて思いもしなかった。
当日はお色直しでほとんど席にいなくて、肝心の友人のスピーチや余興を見ることさえできなかった。
あの当時の結婚式って、多分そんな人が多かったのです。
今は何でもジェンダーフリー、つまり個人の多様性が尊重される時代なのですね。
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