今月から、アラ還という年齢にもかかわらず、特別支援学校の講師という職業に就きました。
まったくの経験なしで、この年での転職。
多分、無意識のうちにかなり力が入っているんでしょう。
思っていた以上に精神的にダメージがあるようです。
昨日も今日も頭がずーっと痛い。
薬を飲んだけど、全然効かないのです。
あれもこれも早く覚えようとして、頭がついていっていないのでしょうか。
そして、緊張の連続でもあるし。
家に帰ると疲れ切って、何もする気が起きません。
でも、先生方がすごく優しいので、救われています。
特に担当の主任の男性教師は、まだ若いのにすごく気配りのできる人。
毎日私の机のところに来て、
「どうですか」
と様子を聞いてくれて、
「わからないことでも困ったことでも、いつでも言って下さい」
と何かと声を掛けてくれます。
昨日冬休みが明け、いよいよ子供たちが登校してきました。
何もかも、初めての経験です。
とにかく名前を覚えることが先決なので、何回も確認して、2日で全員の名前を覚えることに成功。
授業は普通の小学校とは違うけど、先生たちの工夫があって、子供たちも楽しそう。
先生と子供たちが一緒になって、真剣に取り組んで、楽しんでいるのを見るのは不思議な感覚でした。
老人ホームの認知症のお年寄りに、無理やりレクリエーションをさせていた時のことを思い出して、
「やっぱり子供たちと過ごすのっていいな」
と思いました。
今日は給食も始まったので、介助してご飯を食べさせたりもしました。
私たち職員にももちろん、有料で給食が出ます。
久しぶりの給食をとても楽しみにしていた私。
でも、実際は完全に冷めているし、メニューもパッとしない。
はっきり言って美味しくない。
しかも、早く食べて子供の食事介助をしないといけない。
あわてて食べたので、全然食べた気がしませんでした。
しかもお茶はなくて、牛乳しかないし。
牛乳は嫌いなので、飲むものがなくてつらかった。
でも、給食は栄養バランスもとれているから、体にいいのは間違いないし、健康になれるかもしれません。
「先生」と呼ばれることにも、まだ照れくさいけど、少しずつ慣れてきました。
まだまだ覚えることはたくさんあります。
今はまだ、大したことはしなくていいけど、そのうち色々しなければいけないことも増えてくるかもしれません。
というのも、この学校の講師は教師全体の3分の1以上。
講師だから大変なことはしなくていい、と甘えられるものではないような気がします。
どこに行っても、何の仕事をしても、楽なことはないのですね。
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