孫へのお祝い いったいいくらかかる?孫破産しないために

私にはまだ孫はいないのですが、

先日、いつもの整骨院でマッサージと1回2500円のエステ(激安)を受け、

私よりちょっと年上のエステティシャンの女性といつものように話した時のことです。

彼女も私と同じく離婚歴があり、息子が2人いて、2人共結婚して孫が2人ずついるそうです。

息子2人のお嫁さんのご実家はちょっと田舎にあり、ご実家は夫婦2人そろっていて、割と裕福なんだそうです。

それに比べ、エステティシャンの女性はずーっとパート勤務でボーナスのない生活。

住んでいるのは公営住宅。

金銭的には裕福とは言えない状態です。

孫へのお祝いの実態

初孫は男の子で、初節句の時には「かぶと」を贈ったそうです。

お嫁さんから「かぶとを下さい」と言われたそうです。

「えーっ、今時かぶとを欲しがる人なんているのー?」

その時はいいけどすぐに邪魔になるし、手放しにくいし。

お嫁さんのご実家は田舎なので、必要だと周囲から言われたのでしょうか。

2人めは女の子だったので、お嫁さんのご実家が雛人形を贈ったそうです。

節句の時は、男の子なら父方が、女の子なら母方の親が節句人形を贈るようになっているらしいとその人は言っていましたが、

これって一般的な認識なんでしょうか?

住んでいる場所によるのでしょうか。

そして、今春小学校に上がるので、お祝いをあげなくてはいけないとなったそうです。

一体いくらあげたらいいんだろう?

いや、ランドセル自体を買った方がいいのか、ランドセルも近頃は10万くらいするらしいし…。

考えたあげく、5万円をお祝いとしてあげたそうです。

ランドセルを買う足しにして」と。

入学に5万円のお祝いか…。おばあちゃんって大変だと思いました。

息子さんは2人共、「無理しなくていいよ」と言ってくれるそうです。

でも、無理しないわけにはいかない、息子に恥をかかせたくない、と言っていました。

七五三のお祝いの時には、お祝いをあげ、お嫁さんのご両親も含めて全員の食事代を負担したそうです。

金額は言っていませんでしたが、全部で10万くらいでしょうか?

職場の人も最近、孫の七五三をやったそうですが、お祝いは特に渡さず、神社でのお初穂、写真撮影料、食事代を負担したと言っていました。

孫へのお祝いの相場

今回ネットで色々と調べてみましたが、かなり幅があることがわかりました。

出産祝い

だいたい、5万円くらいと書いてあるところが多いですが、1万~10万と書いてあるところもあります。

お宮参り

生まれて男の子なら31日目、女の子なら33日目に氏神様にお参りし、祝詞をあげていただきます。

御初穂料として5千円~1万円かかります。

また、赤ちゃんの着物、ベビードレスなどを祖父母からプレゼントしたり、お宮参り後の食事を負担したりすることもあるので、10万円くらいかかるかもしれません。

お食い初め

赤ちゃんが生まれて100日目に、一生食べ物に困らないようにとお膳を用意し、食べる真似をする行事です。

自宅でする場合はお膳をとったり、料理屋さんで双方の家族が集まってお祝いするとして、食事代として祖父母が5万円くらい負担するでしょうか。

初誕生祝

初めての誕生日のお祝いですね。

ケーキを用意してお祝いをするのが一般的だと思いますが、祖父母からのお祝いは1万円くらいでしょうか。

私の住んでいる地域では、赤ちゃんに一升の餅を背負わせて歩かせるというのがあって、うちもやりました。

地方によってそういう特別なイベントがあったりしますよね。

初節句

祖父母はこいのぼりやかぶと、ひな人形などを購入することが多いでしょう。

うちの子供の時は、元夫に親がいなかったので伯母から先祖代々のかぶとを譲り受け、伯母が団地用のこいのぼりを買ってくれました。

女の子がいないのでわかりませんが、いたらうちの方の実家がひな人形を購入していたかもしれませんね。

かぶとやひな人形もランクがあるので、一概には言えませんが10万くらいはかかるでしょうか。

置物はいらないから現金が欲しいという子供さんも今は多いかもしれません。

七五三

これもお祝いを現金でするとなれば1万円くらいですか。

お祝いはあげずに、写真撮影代やその後の食事を祖父母がもつことが多いようです。

相手方の祖父母も合わせれば、ちょっとした人数ですから、食事代も結構かかりますね。

入学祝

これも現金のお祝いはせず、ランドセルや机などを買ってあげることが主流なようですね。

ランドセルも机も価格に幅がありますから、5万円くらいを渡して足しにしてもらうのがよいでしょう。

まとめ

孫が生まれて小学校に入学するまででも、ざっとこれだけお祝いごとがあります。

しかも孫が複数になると、本当に大変です。

その後も中学や高校などの入学祝いや成人祝いもあります。

エステティシャンの女性に

「この間長男が彼女連れてきたんですけど、バツイチで子持ちだし、実家の母親もバツ二らしいから、私としては気が楽なんですよ」と話すと

「そう、そう、その方が絶対気が楽よ。こっちが母子家庭なのに、あっちが両親きちんとそろってて、裕福だったりすると気遣って大変ですよ」

「それでも、息子に肩身の狭い思いをさせたくないと思って、無理してしまうんですよね」

としみじみ言っていました。

孫にかかる負担って相当なものですね。

子供に恥をかかせたくない、孫がかわいいからと、無理をしてお祝いしていたら老後は真っ暗ですね。

孫破産を防ぐために

自分にできる範囲で、無理せず、見栄を張らず、子供や相手のご実家に過剰に気を遣わず、が大切なのではと思います。

 

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