堀田秀吾の『ハーバード、スタンフォード、科学的に証明された時間をムダにしない人の習慣』
『時間管理は気合いや根性ではなく、脳の仕組みを利用することが大切』
という考え方をベースにした本です。
内容を簡単にまとめると、次の5つが中心テーマです。
1. 「時間がない」の正体は忙しさではなく習慣
多くの人は本当に時間が足りないのではなく、
- マルチタスクをしている
- スマホを何時間も見ている
- 重要でないことに時間を使っている
ことで時間を失っています。
特に著者は「マルチタスクは効率的に見えて、実は大きな時間のムダ」と説明しています。
脳は同時に複数の作業をこなしているのではなく、切り替えを繰り返しているだけだからだそう。
2. 先延ばしは意志の弱さではない
この本で印象的なのは、
『先延ばしは性格の問題ではなく脳の防衛反応』
という考え方です。
人は不安な仕事や面倒な作業に向き合うとストレスを感じるため、
- SNSを見る
- 動画を見る
- ネットニュースを見る
などで一時的に気分を楽にしようとします。
そのため著者は、
- 最初の5分だけやる
- やる時間を先に決める
- 作業環境を整える
といった「仕組み化」を勧めています。
3. 集中力は長時間続けるものではない
集中できる人は根性がある人ではなく、
- 休憩を入れる
- 睡眠を確保する
- 適度に体を動かす
ことを習慣にしている人です。
「もっと頑張る」よりも「疲れる前に休む」が大切だと述べられています。
4. 時間を増やしたければ新しい体験をする
年齢を重ねると時間が早く過ぎるように感じることを
『ジャネーの法則』と言います。
毎日同じことの繰り返しだと脳に新しい刺激が少なくなり、
振り返ると時間が短く感じられます。
そのため、
- 新しい店に行く
- 新しい趣味を始める
- いつもと違う道を歩く
など、小さな変化を取り入れることで、時間を豊かに感じられるそうです。
5. 「やらないこと」を決める
本書全体を通して感じるのは、
『時間管理とは予定を詰め込むことではなく、ムダを減らすこと』
という考え方です。
- 不要な会議
- 惰性で見るスマホ
- なんとなく引き受ける用事
を減らし、本当に大切なことに時間を使うことが重要だとしています。
今の自分の状況として、
- 仕事がキツイ
- 将来への不安がある
- エレクトーンやヨガなど新しいことは一応続けている
という状況なので、この本の
「時間を増やすのではなく、エネルギーを守る」
という考え方は特に参考になりそうです。
やることを増やすより、
- スマホを見る時間を10分減らす
- 完璧に家事をしようとしない
- 趣味を『上達のため』だけでなく『楽しむため』にやる
という発想のほうが、自分に合っているように感じました。
この本は、「ラクに続く仕組み作りをしよう」という内容だと感じました。

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