【住宅ローン破綻】自宅を売却する人の特徴

コロナショックで住宅ローンが支払えなくなり、自宅を手放す人が急増しているらしいとニュースで観ました。

自宅を手放そうとしている人たちは50代から60代が多い。

ローンを組んだのが40代でまだ10数年しかたっておらず、まだ1000万~2000万の支払いが残っている。

少しでもローン残高を減らすために任意売却をしますが、地価の下落により結局ローンは残ってしまう状態。

任意売却とは、住宅ローンを滞納している状況、あるいは売却金額より住宅ローンの残高が多い状況の中、債権者(借入先の金融機関)と話し合いをしたうえ、同意を得て売却することです。

ニュースで見た、住宅ローンが払えず、自宅を手放すことになった人たちはこんな人でした。

ローンを組む年齢が高め

ローンを申し込んだ時が40代という人がほとんどでした。

35年、めいっぱい長いローンを利用したため、ローン終了の年齢が75歳という人もいました。

もっと若い時にローンを組んでいれば、毎月の返済額を低く抑えることもできたはず。

しかし、年齢が高いため収入も多く、毎月の返済額も多めに設定していることがあだになっていました。

見通しが甘い

ずっと働けると思っていたのに、高齢になって体調が思わしくなくなって働けなくなり、家を手放した70歳の男性。

元気な時は、まさか働けなくなる日が来るなんて思わないんですね。

50代の男性は毎月60万の手取りがあり、その収入が永遠に続くと思って、毎月の返済額がかなり多いローンを組んでいました。

妻は専業主婦。

そしてある日突然、夫が職を失ってしまいました。

収入は多かったのに貯金はほとんどなく、たちまちローンが払えなくなり、生活が困窮してしまいました。

何とかなると思って、無理なローンを組んでしまった人が多いです。

荷物がめちゃくちゃ多い

広い家に住んでいるからかどうなのか、持ち物が異常に多い人たち。

自宅を売っても、たくさんの荷物を収納するため、広い家に引っ越そうとします。

結果、家賃が高めになります。

モノが多い人は金銭管理もできないといいますが、本当なのかもしれません。

引っ越し先が結構きれいで広い

自宅を売らなければいけないほどの状況なのに、引っ越し先の家はほどほどきれいで広いのです。

公営住宅に住むとか、もっとぼろくて狭い所に住むとか、もう少し家賃を下げる努力をすればいいのに。

家賃が高めでも

「何とかなるでしょう」

などと言うのんきな人たち。

何とかならないから、自宅を売るはめになったんでしょうに。

高校生の子供たち2人にバイトをさせる予定で、その収入をあてにしているとも話していました。

子供が本当にバイトができるかどうかわからないし、まだバイト代をもらってもいないのに。

まさに「捕らぬ狸の皮算用」

高校生の子供たちに今からまだまだお金がかかるのに。

こんな考えだったら、家を売却しても賃貸住宅の家賃も払えなくなる可能性もあると思いました。

まとめ

そもそも、自宅をローンで買うことはかなりのリスクだと言われていますが、それでも誰でも家は欲しいもの。

だからこそ、十分に検討を重ね、計画的に購入しなければならないのです。

住宅ローン破綻してしまう人たちに共通して言えることは皆、

「見通しが甘い」

ことだと思います。

ローンが払えなくなって、どうにもならなくなる前に、早めの対処をすることが一番でしょう。

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