今日、今まで気になっていたことがやっと終わりました。
教師は新しく採用されると、必ず「授業研究」というものをやらされます。
授業しているところを、校長とか教頭とか数人の先生に見てもらって評価してもらうのです。
この授業をする前に、「指導案」というものも作らなければなりません。
これもかなり大変。
教諭と言われる採用試験に合格した教師は、この授業研究が毎年のようにあります。
しかし、私みたいなただの講師でさえもこれをさせられるのです。
この授業研究、日程を自分で決めることができたのですが、
私はあえて、日程の最後の最後、11月の末に予定を入れました。
それは、
「時間が十分にあるから、準備が十分できるだろう」
と思ったからでした。
ところが、実際準備を始めたのは2か月前。
まだまだ時間あるし、大丈夫…と思ってのんびり。
指導案が完成して、上に見てもらったら安心して、またしばらくほったらかし。
実際の授業の練習を始めたのは、何と1週間前。
つまり、私みたいな人間は、ぎりぎりにならないとやらないのです。
そして、夏休みの宿題みたいに、イヤなことはさっさと終わらせた方がいいということでした。
イヤなことだとできるだけ先に延ばした結果、
『授業研究』が頭から常に離れず、何か月もずっとモヤモヤし続けるという状態。
延ばしたからといって、特に変わらない出来栄え。
とにかく精神的につらい毎日でした。
はやく終わらせてすっきりしている他の先生を見るたびに後悔しました。
イヤなことほど早くすませた方がいい。
これからは、イヤなことは決して先送りせず、すぐにすませようと固く決意した私でした。
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