シングルマザーの収入と生活保護

ネットでこんな記事を見つけました。

2児を育てるシングルマザーの生活保護費は「手取り22万円」だが…

受給をやめて働いた場合の「驚きの手取り額」

私も25年くらい前、シングルマザーで2人の息子を育てていました。

離婚した当初はクレジットカード会社で時給750円の仕事をしていました。

離婚したとき、もちろん貯金などあるわけもなく。

それから必死で就職活動をして、半年後正社員の仕事に就くことができました。

正社員であれば福利厚生はしっかり受けられるし、収入は安定しているし、もしかしたらボーナスもあるかもしれない。

そう思って就職しました。

8時半から5時まで、土曜日も仕事でした。

それでも、給料は手取りで12万円くらい。

ボーナスは10万ほどでした。

それにプラス、児童扶養手当が月に45000円くらいもらえました。

これは母子家庭に支給されるもの。

こうして給料と児童扶養手当を合わせて、収入は全部で月に16万くらいでした。

そんな収入でも生活していけた理由。

母子家庭なので、医療費はタダ、給食費などの学校関係の費用もタダ。

大きく節約したのは家賃でした。

最初、民間のアパートに住んでいましたが、古くて狭いのに家賃は27000円

市営アパートに申し込んで当選し、前より少し広くなりました。

家賃は何と8400円

家賃は収入で決まるのですが、いかに私の給料が安かったかわかるでしょう。

子供たちには少し習い事もさせていたし、もちろん節約はしていましたが、何とか生活していました。

このネット記事によると、何と母子家庭の生活保護費は22万円らしいです。

22万も何もしなくてもらえるなら、働くなんてバカらしくなります。

この記事によると、この収入だとだいたい月収30万くらいのレベルになるらしい。

所得税や住民税などが非課税になるし、医療費などもタダになるから。

女性でなかなか30万円の収入を得ることは難しいです。

「ずっと生活保護もらいたい」「働きたくない」

そう思うのは当然じゃないでしょうか。

こうして、生活保護から抜け出せず、勤労意欲を失う人が多いらしいです。

生活保護が悪いわけではないでしょう。

一般的に働く女性の収入が少なすぎるのです。

しかし、安い給料で生活がぎりぎりであったとしても、子供は働く親の背中を見て育ちます。

頑張っている親の姿を子供はちゃんと見ています。

シングルマザーの人たちは生活保護より収入は少なくなっても、仕事を見つけて働いた方がよいと思います。

体はきついし、収入は少ないけど、お金には代えられないものがあるのです。

 

 

 

 

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