仕事を辞めていく人たち

職場では、今年もたくさんの人達が退職したり、異動しました。

60代になって給料が7割くらいに下がった人は、

「同じことをやって、こんなに給料が下がるなんてやってられない」

と言って、退職を決めたそうです。

もちろん、給料面だけではないですが、お金はやっぱり大事。

あまりに給料が下がると、モチベーションが保てません。

「若い人たちについていけない」

「パソコンで何でもやるようになって、ついていけない」

そんな理由で辞めた人もいます。

若い人と一緒に働くことの難しさ。

若い人と意見が合わない、感覚が合わない。

そして、なんでもかんでもパソコンでやるようになって、わからないことだらけ。

通知表も家庭調査票も、色々な書類関係も。

もちろん、授業自体もパワーポイントで作る先生が多い。

今まで何でも紙でやってた人達はどうしてもついていけないのです。

教えてもらったとしても、ものすごく時間はかかるし、完成度は低いし。

どうして最近の若者は、難なくパワポなどが使えるのでしょうか。

「何となく自己流でやってるんですよ」

と隣りの30代の先生は言ってました。

生まれた時から周囲にデジタル機器があった世代は、感覚で使えるのでしょうか。

子供は好きだし、仕事も好き。

だけど、ついていけなくて辞めるしかない。

こうやって、世代交代していくのですね。

78歳の講師の先生は、今日も隣の男性の先生にパソコンを教えてもらっていました。

78歳でも頑張ってるんだから、私なんかまだまだできると自分を励まして、来年度からも頑張ります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました