チャージって何?

母と買い物に行きました。

母は最近どこでもやってるカードの取り扱いが本当に苦手。

カードと言っても、クレジットカードではなく、お店独自で使用するチャージができるカードのこと。

母が興奮しながら話してくれたのは、ある薬局でのことです。

そのお店にも、店独自のチャージできるカードがあります。

会計する時、お店の人から

「〇〇〇円です」

と言われると、母はその金額を財布から出します。

2,800円と言われると、3,000円を出すわけです。

それは普通なのですが、お店の人がこのお金を

「チャージしましょう」

と言うらしい。

チャージして、商品代金を決済すると、カード内には200円が残った状態になります。

そして、次にまた買い物した時、また少し多めに金額をチャージするので、いくらかお金がカードに残る。

それを繰り返していたそうです。

ある時、同じ薬局の別の支店に行った時のこと。

店員さんが、

「チャージのお金が残ってるから、今日は500いくらでいいですよ」

と言ってくれたらしいのです。

その時、いつものお店に対し、不信感を感じたらしい。

『チャージしているお金が残ってるなら、教えてくれればいいのに』と。

店員さんって、こういうことをいちいち教えてあげないといけないのでしょうか。

お年寄りだから、言ってあげれば親切かもしれません。

でも、期限があるものでもないし、残金を毎回知らせないからと非難されるものでもない。

しかし、母にとっては重大なこと。

「あの店の店員はずるい。お金が残ってるなら教えてくれればいいのに」

と憤慨している。

私が

「いくら残ってるか、店員さんに聞けばいいのに」

と言うと、

「それは聞いてない」

と言う。

母はわからないことを聞くのが恥ずかしいのです。

そして、チャージというものをよく理解していないのです。

だから質問もできない。

チャージ、もっとわかりやすい言葉にできなかったんですかね。

年寄りが理解できるわけないじゃないですか。

「もう、チャージとかやめて、全部現金で払えばいい!」

「はい、この話は終わり!」

と私が切れ気味に言って、話は終わったのでした。

 

 

 

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